
東北~西日本 日本海側で非常に激しい雨 土砂災害に厳重警戒を
2025年9月8日 9時09分
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前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東北から西日本の日本海側では局地的に、非常に激しい雨が降っています。
このあと数時間は激しい雨が降るおそれがあり、引き続き、土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水や川の増水・氾濫に警戒してください。
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気象庁によりますと、日本海を南下する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため東北から西日本の日本海側で大気の状態が非常に不安定になり、発達した雨雲がかかっています。
新潟空港では午前8時すぎまでの1時間に統計を取り始めてから最も多い63.5ミリの非常に激しい雨が降ったほか、石川県が津幡町に設置した雨量計では午前8時までの1時間に50ミリの非常に激しい雨を観測しました。
午前8時までの24時間に降った雨の量は新潟県村上市の高根で211ミリと平年9月、1か月分の雨の量に匹敵する大雨となっています。
これまでに降った雨で新潟県と石川県では土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
前線は次第に南下し、9日にかけて本州付近にほとんど停滞する見込みで、東北の日本海側から北陸にかけてはこのあと数時間、西日本の日本海側では今夜にかけて雷を伴って激しい雨が降るおそれがあります。
9日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで新潟県と北陸、中国地方で120ミリと予想されています。
東北の日本海側から北陸にかけてはこれまでも大雨が降って地盤が緩んでいるところがあります。
気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水、氾濫にも警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼びかけています。
Posted at 2025/09/08 10:09:20 | |
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