北~西日本の日本海側で大気不安定 局地的に非常に激しい雨も
2025年9月17日 8時21分
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秋雨前線と低気圧の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定になり、北海道や東北で雨雲が発達しています。秋田県では猛烈な雨が降って「記録的短時間大雨情報」が発表されました。あすにかけて局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意が必要です。
最新情報 雨雲レーダーは「NHK ニュース・防災アプリ」で
気象庁によりますと、低気圧と秋雨前線が通過する影響で、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定になりこの時間、北海道と東北地方に発達した雨雲がかかっています。
秋田県の能代市付近では、レーダーによる解析で午前4時40分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
午前6時半までの1時間には
▽秋田県の八幡平で41ミリ
▽仙北市西木で37.5ミリの激しい雨が降りました。
北日本から東日本では雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあり、前線は次第に南下する見込みです。
18日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、東北と新潟県で100ミリと予想されています。
土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。
関東甲信や東海など 厳しい残暑続く
一方、関東甲信や東海などでは気温が上がる見込みで、
日中の最高気温は
▽前橋市と埼玉県熊谷市、甲府市で36度
▽名古屋市や京都市、奈良市などで35度と猛暑日が予想されているほか
▽東京の都心や静岡市、鳥取市、高松市、宮崎市で34度などと
厳しい残暑が続く見込みです。
熱中症の危険性が極めて高くなるとして「熱中症警戒アラート」が茨城県と埼玉県、東京23区と多摩地域、千葉県、静岡県、愛知県、三重県、兵庫県、和歌山県、高知県、長崎県、沖縄県の八重山地方に発表されています。
室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。
Posted at 2025/09/17 11:44:07 | |
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