国会 きょうから代表質問 高市政権発足後 初の論戦へ
2025年11月4日午前5時33分
(2025年11月4日午前6時16分更新)
高市内閣
国会では4日から、高市総理大臣の所信表明演説に対する各党の代表質問が始まります。政権発足後、初めての国会論戦となり、物価高を受けた経済対策や成長戦略、政治とカネの問題、それに、衆議院議員の定数削減などをめぐって論戦が展開されます。
高市首相(所信表明演説 10月24日)
先月下旬の所信表明演説直後から高市総理大臣の外交日程が続いたことから、国会では4日から3日間、各党の代表質問が行われます。
初日の4日は衆議院本会議で、自民党、立憲民主党、自民党と連立を組む日本維新の会が質問に立ちます。
自民 小林政調会長
このうち、自民党の小林政務調査会長は、高市総理大臣が掲げる「危機管理投資」の意義や成長戦略の具体策について説明を求める方針です。
また、外国人政策の理念や方向性に加え、「国家情報局」の設置などインテリジェンス機能の強化に向けた取り組みを問うことにしています。
立民 野田代表
一方、立憲民主党の野田代表は政治とカネをめぐる問題を受け、企業・団体献金の受け皿を党本部などに限定する規制強化の実現を迫ることにしています。
そして、経済対策については、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の評価に加え、高市政権が掲げる「責任ある積極財政」が物価高を助長することにならないか、問う方針です。
さらに、一連の首脳外交についてもただすことにしています。
維新 藤田共同代表
日本維新の会の藤田共同代表は、社会保障制度改革をめぐり、政府が新たに設置を目指す超党派の国民会議でどのように議論を進めていくのか確認する考えです。
また、連立合意に盛り込まれた「副首都」構想の実現に向けた取り組みや衆議院議員の定数削減への決意を問うことにしています。
Posted at 2025/11/04 12:41:14 | |
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