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wildspeedのブログ一覧

2012年02月12日 イイね!

FYI

FYI相変わらず英語のWebサイトになってしまうけど、きとんとしたチューニングを勉強したい方への情報として。

タービンに関するWebサイトはたくさんあるけど、Garrettの[Turbo Tech]が一番まとまって解説されていると思う。
そのページは、[Basic], [Advanced], [Expert], [Supllemental]の4つに分かれているのだが、タービンの基礎からタービン曲線の見方まで丁寧に解説されているところがいい。

もう1つは、COBB TUNINGのTechnical Articlesにアップされている [Subaru Advanced Tuning Guide v8] と [Subaru Knock Monitoring FAQ v2] のPDFだ。

「Subaru Advanced Tuning Guide v8」は、Access Tunerを使用したECUのチューニングTIPSなのだが、"Disbling Long-Term Fuel Trims under Open Loop or WOT Operation"という項目はちょっと気になった。これはA/F Learning DをOpen Loop時など無効化する方法なのだが、Access Tunerではパッチプログラムを加えることで実現できるらしい(たぶん)。

一方、「Subaru Knock Monitoring FAQ v2」は、スバルのノック検知の基本やら、ノックはどういう時に起きるかなどをFAQにしたドキュメントだ。
すでにECUチューニングをやっていれば知っていて当然の内容だが、おさらいがてら読んでみるのもいいと思う。
Posted at 2012/02/12 21:48:53 | コメント(10) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ
2012年02月05日 イイね!

ROMの書き込みで注意したいこと

ROMの書き込みで注意したいこと

ROMを書き込みする時に、自分なりにに注意していることをまとめてみた。

当たり前のことばかりだが、リマインドというか、レビューとして読んでもらえればと思う。




1. バッテリーの電圧に注意する。

ROMを書き込む時は、エアコンやAV機器などの電装系はすべてOFFにする。
当たり前のことだが、電装系が作動すればバッテリーの電圧はそれなりに降下する。
そのため、車に乗り込んだらすぐ書き込み作業をするのではなく、1度イグニッションキーをオンにして電装類のON/OFFを確認するべきだと思う。

また、今のような冬場の時期はバッテリーが弱っていることが多い。可能なら書き込む前にバッテリー電圧は計るのもトラブル対策になると思うが、いつも電圧を測るのはやっぱり面倒である。
その時は 、3~5分ほどアイドリングしてから書き込みしても良いと思う。ただし、あまり長くアイドリングしてしまうと水温が上がってしまい、イグニッションキーを回したと同時にラジエーターファンが回ってしまうので注意が必要だ。

2. PCは書き込む直前に電源を入れる。

家で使っていた状態を保持したまま書き込み作業するのではなく、PCの電源を落とした状態で車に持っていき、書き込む前に起動するということだ。
最近は少なくなったが、スタンバイからの起動でUSBコントローラや電源デバイスのドライバがうまく動作しなかったり、アプリケーションによってはUSBポートを正常に開放しないものが意外とある。
そのようなことを予防するために、PCのリソース(メモリやポート)をリセットさせる意味でシャットダウン(再起動)処理をした方がいい。
もし起動に時間がかかるようなら、家で起動してからそのままの状態で車に持ち込んでも構わないと思う。 スタートアップでウィルススキャンが走るようなら一時的に停止させることもお忘れなく。

3. 最悪の場合を想定して書き込む場所を考慮しておく。

もし車が動かなくなった場合でも、自宅の駐車場なら大きな問題にならないと思う。しかし、自宅外で書き込みする場合は、場所を十分考慮したうえで作業した方が良いと思う。
例えば、車が動かなくなって搬送してもらう場合、ローダーが入って来れる場所なのかとか、山中で携帯が通じる場所なのかなど、ある程度のリスクを想定しておいた方がいいと思うからだ。


あとは日頃のメンテナンスとして、バッテリーの比重を定期的に計っておくことも必要だと思う。
お客様感謝ディでやっている10ポイントチェックでも、リクエストすれば無料で比重も計ってくれるので活用してみてはどうだろうか。

PC関係では、BIOSや電源周辺のドライバをアップデートした時は注意した方がいい。
もしアップデートしたら、EcuFlashでROMのコンペアをするなどして、ECUと確実に通信できるかは事前に確認しておきたい。
また、PCのバッテリーの充電状態はもちろんのこと、充電回数がどのくらいなのかも定期的に把握しておいた方がいいと思う。
Posted at 2012/02/05 20:37:41 | コメント(10) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ
2011年11月19日 イイね!

ECUの解析状況

ECUの解析状況今日はひどい暴風だ。
雨はだいぶ弱まってきたが、風は弱まる気配がまったくない。
さっき電車が止まって帰れなくなった娘を迎えに行ってきたのだが、車がまっすぐ走らないくらいだった。

さて、ECUの解析は時間がある時にちょこちょこやっているのだが、ブログの方は面倒で上げずじまいだった。

とりあえずこれまでに見つけたものは次のとおりだ。


【 CL Fueling Target Compensation 】

この項目にはあと2つのテーブルがあった。
いくつかの閾値で切り替えているみたいだが詳細は不明。私はすでにAとBを変更していたので合わせておいた。

【 Knock Correction Advance 】

これも現状以外にあと2つのテーブルがあった。ただし、X軸のEngine Loadは2.95までになっており、値は"0"になっていた。 たぶん、他の仕向け用のダミーテーブルだと思われる。

【 Intercooler Autowash Threshold 】

Spec Cに標準装備されているインタークーラーのオートウォッシュを作動させるための閾値だ。
自分としては値を変更できるようになって良かったと思っている。


あと、CL to OL Transitionでも見つけたテーブルがあるのだが、まだサブルーチン側を追いかけきれていないので解析はもうちょっとかかりそうである。


ところで、先月AE5F300Aを解析して分かったのだが、Rough Correctionのフローが今までのフローと明らかに違う。
このROMのIAMは、エンジンOFFでリセットされるから当たり前といえば当たり前なのだが、今までのROMにあったようなサブルーチンがなくなっていた。AZ1J500Xを解析した時は深くフローを追いかけなかったのだが、このROMを解析してみてやっと分かったという感じだ。

本家のRomRaiderがどういう定義ファイルを作成するのか分からないが、新たな閾値がいくつかあるので別な項目として表示させるのではないかと思っている。
Posted at 2011/11/19 23:53:08 | コメント(6) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ
2011年09月25日 イイね!

Learnig Viewの表示を変更する方法

Learnig Viewの表示を変更する方法

Learning Viewに関するブログは何度かエントリしたことがありますが、スケーリングの変更に関して知らない人もいると思ったので、その変更方法を「整備手帳」にアップしてみました。




誤解がないように言っておくと、これはLearning Viewの表示を単に変更するのではなく、「Fine Learning Knock Correction Table」と「A/F Learning AirFlow Range Table」のスケーリングを変更する方法です。
メリットは、スケーリングを変更することで、点火時期の補正範囲が特定し易くなります。

そして注意して欲しいのは、スケーリングを変更するとECUが参照する情報も変わってきます。なぜなら、各セルにはインデックス(番号)が付いており、エンジン回転数や負荷によって参照する位置が変わるからです。

そのため、燃調や点火時期などに関して、ある程度理解していらっしゃる方だけにお勧めする内容です。

なお、どのセルを参照しているかは、「A/F Learning Airflow Range (Current)」と「Fine Learning Table Offset」をロギングすれば判別できます。

Learning Viewの見方やECUの学習に関しては、過去のブログも合わせて読んでもらえればと思います。 レガシィの時にエントリしたものなので値などが若干違いますが、基本的な考え方は同じです。

「ECUの学習からの考察-1」

「ECUの学習からの考察-2」

Posted at 2011/09/25 19:35:22 | コメント(4) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ
2011年09月18日 イイね!

RomRaider v0.5.3 Beta RC10

RomRaider v0.5.3 Beta RC10RomRaiderの新バージョンがリリースされていたので早速使ってみた。

新バージョンと言っても、相変わらずRC版なのがイマイチよく分からないんだよなぁ。結局、正式版はリリースしないのだろうか。


とりあえずインストしてみたのだが、今回のバージョンでは警告ダイアログが表示されるようになったことが変更点みたいだ。

「チェックサムが無効になりました」という警告ダイアログが表示されるのだが、毎回表示されるのでちょっと鬱陶しい。

後からリリースノートを読んでみたら、チェックサム機能やら変更したROMにタイムスタンプを付けてくれたりと、ちょっと進化した感じのようだ。
しかし、メインは「CarBerry ROM - 16bit Speed Density Project」をサポートしたことだそうだ。日本向けは2002~2004年のモデルをサポートしているようなので、16ビット系の人はチェックしても良いかもしれない。


ロガーの方は、Fast Pollingがデフォルトになったのと、ファイル名の入力ボックスで右クリックをすると、いくつかファイル名が選べるくらいだった。

トータル的に見ると、今回はイマイチだなぁ。


ECUチューニングもやることなくなったので、最近肝となるようなパーツでも交換してみようかと思ってきた。
しかし、これやってしまうとまた昔のように泥沼に入りそうで怖い。ある程度のところで止めないとキリがないんだよなぁ。。。悩ましい。

Posted at 2011/09/18 20:14:45 | コメント(7) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ

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