
先日の「地元オフ」でちょっと話題に上った「武蔵野線の南越谷行き」にまつわるネタに関してさらっとまとめてみる事にします。
さすがに全ての画像は用意出来ないのでネット上からお借りした事を予めお詫びしますm(_ _)m
さて、掲題の「南越谷行き」ですが、平日/土休日共に下り電車のラスト2本が運転されています。また、以前は競馬/サッカー開催日に臨時が設定されていましたが、最近はホーム上で折り返せる吉川南美行きになっている様です。南越谷駅ではホーム上では折り返せず、レイクタウン方向に800m程進んだ越谷貨物ターミナルに隣接した留置線まで行かなければ折り返せません。という訳で、留置線は基本的に深夜の終着〜明朝の始発までの留置用と割り切った使われ方をしています。

さて、終電時間帯にならないと見られない「南越谷」行きの表示ですが・・・

実は2パターン存在しています。表示枠いっぱいに等幅で3文字振ってある物(上)と、少し細めの文字で文字間が空いている物(下)。詳しく見ると文字が細いだけではなく、点の打ち方、跳ね、「谷」の頂点部分にも差異が見られます。

3文字の場合はやはりこちらの方が見慣れているので違和感がありませんね。
余談ですが「南」という文字の形がビミョーに違いますね(´。`)

少し細めの文字は4文字用のサイズみたいですね。あとから追加された「吉川南美」の「南」は「南船橋」の字体と同じように見えます。

当初、武蔵野線用の方向幕を作る際に間違えて「南越ヶ谷」と作ってしまい、「南越谷」に直す際に4文字用の版下を流用したため、3文字の表示にもかかわらず細い字体が使われているそうです。ちなみに元から3文字用の字体で作られている物は総武線から流れてきた車両に装備されており、予め関東エリアの行き先が網羅されていたため武蔵野線用とは別注なのです。ただし、現在は他車と共通になっていると推測されるので、今でも見られるのかは分かりません。

余談ですが「府中本町」行きにも差異が見られます。おそらく同じような理由でしょう。

去年になってから、新型車両に置き換えられた南武線で役目を終えた車両が武蔵野線に流れてきました。武蔵野線に新型車両が入る日は来るのだろうか?(´・ω・`)

シングルアームパンタグラフと貼り替えられたばかりで色鮮やかなラインカラーの帯、そして文字間が狭く左に偏った「府中本町」の表示がミスマッチです(^_^;A

南武線時代はラインカラー入りの独自デザインの方向幕が使われていました。
車両が入れ替わり一見味気なくなりましたが、この様な「ちょっとした」差異を楽しむのも鉄趣味の醍醐味ではないでしょうか。武蔵野線ネタは貨物列車も含めるとかなり楽しめるのですが(むしろそっちが面白い?)話せば長くなるのでまたの機会にでも♪
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Posted at
2016/05/03 16:20:00