
貨物列車に搭載されているコンテナ。フツーのコンテナに混じって、最近では様々なタンクコンテナを見掛ける様になりました。
従来は積み荷によって様々なタイプの貨車があり、いわゆるタンク車にも無数のバリエーションがありました。しかし、近年これらの殆どがコンテナに纏められ、タンク車は主にガソリン、灯油、ジェット燃料等だけになり、それ以外の液体輸送にISO規格のタンクコンテナが使われる様になったのです。
従来のタンク車の場合は基本的に線路がある場所同士を結ぶ事しか出来ませんでしたが、タンクコンテナの場合は貨物駅でトレーラーに積替え、工場や倉庫、そして港まで運べるという利点もあります。またISO規格準拠のものは20フィートコンテナサイズと同じであり、そのまま輸出入にも使う事が出来ます。
で・・・話は鉄道模型になりますが・・・市販のコンテナにタンクコンテナが少ないのです。今のところ市販のコンテナ車に積載されているものが2種類(だったかな?)だけで、あとは12フィートサイズの小さなモノだけです。
そこで、模型店の在庫処分箱で売られていたタンクコンテナのキットを見つけたので格安で購入してきました。4個入り500円。塗料は家にあるもので済ませます♪

作った人からはあまりいい話を聞かないキットですが、実際に組んでみるとそれほど不満も無くあっさり組み立てられましたよ。ただし高望みをしなければですが( ´艸`)
それでも実物の画像を探したりしながらデカール貼りの苦行に耐え、作りながらアレンジを加えてちょっとしたバリエーションを持たせたりと結構楽しめました♪
フォトギャラリー:
ISOタンクコンテナキット
道路上で見掛けるタンクコンテナは貨物列車に載っているよりデカく見える気がします。
ちなみにこのシャシー、リフトアクスル装置で空荷時の高速代を安くする事が出来ます。

荷台の後にオーバーハングがあるのは、追突された時の安全性を考えてでしょうか?
ちなみにドライコンテナの場合は通常ケツギリギリに積まれています。
Posted at 2014/03/27 22:27:45 | |
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