
早いもので冬休みも3日目に入りました。
いろいろやる事があったりタイミングの関係で、なかなかクルマいじりが出来ませんが・・・まぁ、慌ててやっても失敗するのがオチだから時間が取れた時にのんびりやりましょう(^_^;A
さて、発売日を過ぎてはや数日が経ち、今日になってようやく夏に予約しておいた物が届きました。箱でお分かりの通り、クルマのパーツじゃないですよ♪
取り急ぎご開帳・・・
ジャ〜ン!

KATOから発売された、我が地元を走っていた「東武8000系」です。12月〜1月発売予定となっていましたが、無事年内に発売の運びとなりました。

購入したのは「4両基本セット」「先頭車2両増結セット」と「グレードアップシール1」・・・おっと、「1」って事は今後のバリエーション展開も期待出来るのかな?

付属のシールには懐かしい種別/行先が収録されており、古き佳き時代を楽しめそう♪

ユーザー取り付け部品はジャンパ栓/栓受けと連結器(カプラー)の胴受けパーツ。
それと下の白いのは種別幕/行先方向幕シールを貼る前面表示パーツです。

しかし、この1mmにも満たないパーツを差し込むのは苦行でしかありません。ハヅキルーペをかけ、ピンセットで保持しながら飛ばさない様に爪でそおっと押し込みます。

一方、同受けパーツはカプラーの上から被せるだけ。ちなみにカプラーが固定されるので連結しない先頭車両にだけ装着しました。とりあえず装着完了!イケメンになりましたね!
後日ホース類を黒く塗装すればより一層締まるでしょう♪(´ー`)b

Nゲージの樹脂製パーツでこの精密感はヤバいですね!KATO渾身の1作でしょうか。

連結する側の先頭車両はスカートが大きく口を開けていますが、どうせ見えないしw

繋げてみると実物っぽい連結面間距離に!これでもカーブで当たる事はありません。

カーブではカプラーが伸縮する様に動く仕組み。なお、カプラーそのものには可動部が無く、樹脂の弾性だけで保持しているんですね!

こちらは伸縮式の先輩であるTomixのTNカプラー。スプリングでセンターに復元する様になっており、カプラーも2つのパーツが組み合わされ、ナックルが開きます。

増結セットの先頭車にはジャンパ栓受けを取り付け。装着後に切り取るツマミが付いてるだけマシかな?それでも小さいので予備が2つありましたが、ホースも飛ばす人多いだろうから、ASSYパーツが飛ぶ様に売れるだろうなぁ。(他車流用も利くしね♪)

東武8000系と言えば・・・かれこれ10数年前に組んだキットが有ります。
拙い仕上がりで恥ずかしいですが、ちょっと比較してみましょうかね(^_^;A

左がグリーンマックス(GM)製塗装済みキットの組み立て品で右がKATO製。
各部の寸法の違いやモールドの甘さが時代を物語っていますね。ジャンパ栓受け等は精密で高価なサードパーティ製のパーツもありますが、手頃な余り品でお茶を濁しています。
強力なLEDランプに照らされ、また樹脂の成型色の違いからか、GM製の方は若干クリーム色っぽく見えますが実際はそんなに差はありません。

動力車(モハ8200)の屋根を比較。さすがKATO製(手前)だけあってパンタ台の細かい造形が秀逸です。クーラーも側面のメッシュが表現され、墨入れが捗りそう!
一方、GM製(奥)は特定車番で避雷器の違いや強制上昇装置を的確に再現!?

実は綺麗に畳めないGM製(左)のパンタですが、実物っぽく高々と上昇します。
逆に、綺麗に畳めるKATO製(右)のパンタはこれ以上高く上がらないのが玉にキズ。

当時頑張った床下機器を比較。上がGM製で実車でも一部の機器が違っています。
他車製のASSYパーツから切り出したり、プラ板で切り貼りしたり頑張りました。

中央付近のMG(電動発電機)はその独特な形を切った貼ったで再現・・・(^_^;A

反対側・・・こちらもいろんな車両からのパーツを掻き集めてなるべく似せたつもり。

コンプレッサーひとつ取っても・・・10数年前のパーツより格段にリアルですね〜。
ドア形状などもKATO製は実車の特徴を忠実に再現しているのが分かります。今でこそ製造メーカーが絞られて標準化されつつありますが、窓の位置やサイズ、角のRなどは鉄道会社によって本当にマチマチなんですよ。

屋根の色を比較しようと、キットの旧前面車と鉄コレの旧前面車を引っ張り出す。
案外近い色なので混ぜても問題なさそう。しかし、こうして並べてみるとGM製のクーラーの大きさが目につきます。当時はこれで合ってると思ってたんだけどね(^_^;A

動力車(鉄コレを除く)の屋根周りも比較。左からGM製、KATO製、鉄コレ。
8000系は冷房搭載前からダブルパンタが特徴ですが、前後のパンタグラフを繋ぐ母線引き通しは無いので比較的シンプルな屋根周りです。左のGM製は後期更新車で客室用のベンチレーターが撤去された姿で、残されたベンチレーターはモーター冷却風取入口です。

妻面も比較。配線/配管の引き回しは製造年時毎に差異がありそうですが、KATO製と鉄コレは似通っていますね。KATO製は貫通扉を塗装しなければ・・・(^_^;A

軸距が短いGM製の代わりに鉄コレの台車(左)を並べて比較してみる。
どちらも秀逸ですが、精密さとカッチリ感を兼ね備えたKATO製(右)に軍配かな。

メーカーから小出しにされていた情報(3D画像、試作品画像)をチェックしていたので期待はしていましたが、予想通りの出来で大満足!今後のバリエーション展開に期待!?

ひとしきり堪能したので、車両セットのウレタンを入れ替えて1つにまとめました。
今後は行先を貼ったり、実際に走らせたりしながら楽しもうと思います♪(´。`)