2010年05月19日
NSXでサーキットを走る その1
NSXでサーキットを走るひとが増えることを願って、これから、新しいシリーズとして、サーキット走行会に向けた初心者の車製作について綴ります。
これは自分が3年間乗ってきたサーキット走行会仕様への道のり(途上)の経験談です。
したがって、これはレース志向の本格的なものではありません。また、ファミリーカーには向きません。
第一弾 まずはコレぐらいはやっておきたい編
ノーマルでも、かなり完成されたスポーツカーでは有りますが、まずは、小資金でできることから。
1、グリップするラジアルタイヤと強化ブレーキパッド
NSXはパワーがあり、ミッドシップで、限界領域でのコントロールがFRと比べて難しいのでしっかりと。
特に、ノーマルスプリングで、ノーマルアライメントだと、コーナーでリヤがブレイクし始めるとフロントが巻き込んでスピンします。その特性は、グリップするタイヤだと緩和されます。
おすすめは、DIREZZA スタースペック。グリップ性能、耐久性、価格ともにバランス良し。
ちなみに、私は2年間、5部山中古ネオバをヤフオクで落札してました。NSXだと、グリップはどれだけあっても足りません。
2、軽量化 (重量はかなりテキトーな記憶です)
バンパーの中に、補強用の鉄フレームがあるので、前後とも撤去する。オーバーハングで20キロ以上軽量化できハンドリングが変わります。
スペアタイヤは、撤去。 フロント荷重とか、気にしなくてよし。パンクはしません。NA2は最初からない。10キロ近い軽量化。
シートは、レカロの中古バケットにする。 快適仕様ではなくなるが、2座とも変更すれば20キロ近い軽量化。
ノーマルバンパーは、超重過ぎる。社外品にすれば、15キロぐらいは軽くなる。
マフラー交換。是非、チタン製に交換して、20キロ近く軽量化しましょう。中古なら少しは節約出来ます。
ちなみに、私はヤフオクで中古ゲット。新品は、とても手が出ませんでした。
ABS撤去。でかくて重い。15キロ軽量化。
軽いアルミホイール。 今TE-37。
エンジンフードは撤去。エンジンが丸見えになり、F40のようにカッコよく?なります。ガラスが汚れますが。
ショックも、アルミケースにすれば、70-100キロ近くはすぐに軽量化出来ます。NSX-R純正よりも軽くできます。コレ+アルファ ぐらいで、私の現車は1230キロぐらいです。
3、ブレーキ系
旧式なNA1のABSは、サーキットでは危険なぐらい誤動作リスクあり。街乗りでも、雨の日は怖い目に合うこと、プリウスの如し。ということで、NA2仕様に交換するのが理想。街乗りで、油圧の貯めるためカラカラと音がしますが、そんな旧式なABSは信用出来ません。
NA1の旧式なものなら、ない方が安全。タイヤバリアに突っ込むような誤動作に合う前に対策が必要です。強く推奨。1回目のセントラルサーキットでストレートのブレーキングで「岩盤状態」になり突っ込みました。バンパー周りとボンネットが...逝きました。いきなり廃車かと思いました。
ちなみに、私は予算の都合で安価な配管のキットを取り付けて撤去しました。
以上で、全開走行をしない前提でのサーキットドライブは十分楽しめるでしょう。
つづく
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サーキット仕様のNSXをつくる | クルマ
Posted at
2010/05/19 23:48:28
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