DRIFTBOXのログを、覚えている限りで洗い出してみた。
走行ラインの違いが、速度の違いで比較できる真逆のサンプルがとれた。
今回タイヤがよくない方だったこともあるが、走行ラインを見直せば4月と同様のタイムは出せたはず。
①まず、1コーナーの進入ラインが、左端のアウト出ずにイン寄りにV字進入。タイヤのグリップが低いので、意識的にコースをせこく内回り。ファーストイン、でスローアウトになってる。4月と比べると減速からクリッピングまでは、だいたい12キロも速め。
②しかし、結局、突っ込んでるせいで、クリッピングから出口にかけては、平均10キロほど遅い。いつも、リヤが流れてカウンターで立ち上がるところ。出口はアウトに逃げて、横軸方向のGをかけられない(グリップしないので)。
③クリッピングで最低速度は51キロ(安全速度w)。これは4月も同じ場所で同じ速度。
④1コーナーからギャラリーコーナー(私的には鈴鹿の1コーナーのつもり)入り口までは10キロ程速度は高め。熱だれのせいか、加速は緩い。
⑤ギャラリーコーナー(私的には鈴鹿の1コーナー)の進入は、4月は入り口はアウト側にふくらみつつ進入してて、坂の緩いアウト側ほうに逃げながら加速していた。ここでも、横軸方向のGが低いのはタイヤがグリップしないから。アクセル踏み切れずに加速が遅れている。
⑥出口にかけての2速の加速は、4月は後半オーバーでカウンター修正してロスしていた。4月は、スプリングをフロント10キロ、リア12キロだったのを、9月では逆にしてバランスは解決している。
⑥3速にいれての頂上への字(私的には鈴鹿のデグナーカーブのつもり)の直前で加速が鈍ってるのは、低速車の追い越しだったと思う。
⑦頂上のへの字(私的には鈴鹿のデグナーカーブ)は、4月よりも30メートル程奥でブレーキングしている。最高速度は、131キロで4月より3キロほど上回った。しかし、後半の加速をみると、結局つっこみすぎの弊害で加速が遅れている。入り口の怖さがなくなっても、出口までトータルなタイムアップにつなげられない。
⑧一番右奥のスプーンカーブは、複合コーナーを一つの円で処理するよう奥にブレーキングを遅らせて走ったつもり。ここは、今回は入り口からイン側に寄せて、その奥までブレーキを残して曲げている。しかし、出口は少しアウトにはらんでいる。4月のアウトインインとは対照的な走行ライン。
⑨一番速度が落ちるS字の脱出口は、4月はスプーンカーブから右寄り走って出口も右寄り。今回は、ブレーキングを遅らせており、つっこんだままアウト側にふくらみ、アクセルがしっかり踏めないままバックストレート下り手前の左のコーナーに向かっている。4月は早めにインについて加速できている。
⑩左カーブは、アウト側にはらんで加速のタイミングが遅れているし、4月より10キロから20キロ近く遅い。
⑪最終コーナーの進入は、今回は手前からイン側に切り込んでV字ラインをねらっているが、4月のようにアウトインアウトのほうが速い。最低速度も、8キロも遅い。ブレーキングは最高速から最低速まで100メートルだが、うまい人はもっと短く減速するんだろうと思う。
総合的には、アウトインアウトで、きっちり走った方がいいということが改めてわかった。次回は10秒を切ることが目標。
Posted at 2008/09/15 02:29:16 | |
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ロガーデータ 中山 | クルマ