車載カメラ機材について、質問をいただきましたので、まとめて見ます。
今年から新機材で、2回ほど車載映像を撮影しています。
DVテープのカメラが壊れたので、コストパフォーマンスを最大限考慮して、
Panasonic HDC-SD9
にしました。
SANYO Xactiも検討しましたが、最終的に、これにしました。
決め手は、
①SD専用でフルHD
②手持ちのセミフィッシュアイのコンバージョンレンズが使えたこと
③同梱バッテリーの持ちは105分
④小型軽量275g、低重心
⑤同梱SD8Gで、最高180分撮れる(1440X1080)
価格は44800円。
DVテープクラスと比較しても最も安いクラスではないでしょうか。フルHD画質でSD記録専用は、まさにサーキット向きです。テープ式やディスク式、ハードディスク式は撮影には向きません。撮影ができたとしても、機材の寿命に問題がでると思います。
実際に使ってみた感想ですが、
撮影は、HD画質の最低レベルの長時間モード HE1440モードで撮影していますが画質には大満足です。
SDは、8Gが同梱されています。
中山を30分を4本走ると、バッテリーがなくなります。一日使うには充電が必要です。
私は、画角を広く見えるように、広角のコンバージョンレンズを使用しています。
2月8日の車載画像は、そのレンズを忘れており、カメラの標準レンズです。路面が狭く見えます。
注意が必要なのは、撮影後の処理ですね。
まず、PCで編集するのですが、SDデータを簡単にリーダーからデータ取り込みでき便利だと思っていましたが、HD画像はファイルフォーマットがAVCHDなので、変換加工が必要です。
編集用PCは最近の最新スペックが必要ですね。ビデオカメラでも編集はできますが、DVDに焼くことを考えるとPC編集が必要です。最新のビデオデッキならSDカードから動画取り込みができるかもしれません。
ちなみに、3年前に買ったPCでは、能力不足でHD編集処理ができませんした。
今使っているのは、
Core2 Duo E8500 3.16Ghz
メモリ 2ギガ です。
①カメラをUSDケーブルでつないで、HD Writerで画像データをPCのハードディスクに取り込む。この時点ではHD画質です。
②不要部分を削除していき、映像データが完成します。
③Youtubeにあげるため、MPEG2形式(高画質9Mbps)に変換して保存します。
④タイトルをつけるため、WINDOWSの無料でついている編集ソフト「ムービーメーカー」で編集。
⑤編集後に、ムービーとして保存する。保存画質は、PCで再生するMPEG最高画質にする。4分で87MBぐらい。
⑥Yotubeに動画をアップロードする。
⑦Youtubeの画質がかなり悪くなったことを確認して少しがっかりする。高画質の動画サイトのEyeVioにアカウントを作成して、同じファイルアップロードする。
⑧EyeVioのほうが画質がいいことを確認して完了。
ざっと、こんな手順です。
注意点ですが、PCがなくてもカメラを直接テレビにつなげば見られます。編集もカメラとテレビだけでも可能です。
HD画質は、DVDプレイヤーでは再生できません。DVD画質に変換してDVDで見るしかない。PCがあれば、PCで見られます。
昨年までの車載映像は、SonyのDVテープのハンディカムPC3でした。
iLinkケーブルで、ハードディスクビデオレコーダにダビングして、レコーダで編集カットしてDVDに焼いて、それをPCでMpegにエンコードしてYoutubeにアップロードしてました。
手間は同じくらいかかってしまいますが、HD画質はテレビカメラのような画質です。ちょうど、古いカメラが壊れてきたので、最低の費用で機材をそろえようということでこういう構成でやっています。
これから、車載カメラ映像を残そうとされる方の参考になればと思います。
Posted at 2009/02/11 21:33:13 | |
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