車が好きで走りたいけど、サーキットって敷居が高くて仲間もいないし、走ったことがないという人。是非、NSXでサーキットで走って欲しいです。 サーキット=レースというよりは、
フリー走行の走行会を楽しむのが、最近のトレンドです。
どうやればサーキットが走れるのかを書いてみます。
「これからNSX」という方々のお役に立てればと思います。
私が
初めてサーキットに行ったのは3年前でした。サーキットが初めてだと、とても、敷居が高いですね。私は、20年ほど前の学生時代に林道や、ダートやラリーのSSなどの車1.5~2台分しかないようなせまい舗装路ばかり走っていたので、道幅が広いサーキットはスピードが出るし、他車もいてドキドキでした。20代でレースをやっていた人は、私にとっては、神のような存在です。
今回は、第二弾でサーキットを走る編です。
1、走行会をさがす
最初は、どこなら走れるのかを、インターネットで調べました。
走行会ドットコムとか、サーキット自体の走行会スケジュールなどをみました。一番いいのは、サーキットを走っているショップで聞くことですが、なかなか最初はできないものです。
走行会は、定期的にショップが行っているものが一般的です。だいたい30分当たりで7000円とか、3本走って15000~18000円が相場です。予め、ネットで調べて、お金を事前に振込受付します。
ただし、事前に申し込んでも、当日雨だったりするので、最近はそういうところにいかなくなりました。雨で濡れた路面のときは、絶対にNSXで走ってはいけません。後悔先に立たずです。MR車は、まともなブレーキングもコーナーでのアクセルコントロールも出来ません。
私はもっぱら、予約なしで当日走行できる
中山サーキット(岡山)です。毎月、何回かの日曜日の終日、グリップ走行とドリフト走行を交代で、25分づつ走れる
D&G走行会です。
峠のようなアップダウン、延々とコーナーがつづくテクニカルステージを、朝から夕方まで走って11000円という格安な設定です。ネットで予定を調べて当日行けば、その場の込み具合を見て、走るかどうかを決められます。少ないときは5台、多いときは30台ぐらい。
グリップ走行かドリフト走行かを選ぶので、全部で6本ほど、走れます。だいたい、5本ぐらいで集中力と体力が限界になります(爆
これだけ、宣伝したら、平日5000円にしてくれるとかあるといいのですが。
2、準備する小道具
レース用の手袋。これは、ピンからキリまでありますが、6000円から12000円ぐらいで、通販で買えます。
ヘルメット。安全性を優先すれば、フルフェイスが一般的ですが、私はラリー系だったのでジェット型の顔が開いているものを使っています。視界が広く、視認性がよく、軽いので首の負担が少ないところがメリットです。私のは、バイクのトライアル用(SHOEI)の特殊なものです。車専用は、着座姿勢などに合わせた専用設計ですが、
バイク用は、視野が広いのと、量産され数が売れるので安いです。
4点シートベルト。4点でも、
食い込まない幅広(12センチぐらい)のSABELTなどをおすすめします。細いものは安いですが、おすすめしません。
レーシングシューズまたはデッキシューズ。ヒール&トゥや、普通にペダル操作をするときに、幅広のテニスシューズ、底厚のジョギングシューズなどは引っかかるのでおすすめしません。安いもので、幅が細く、底が薄くて平らなものが必要です。私は最初、職人の店で、デッキシューズを買って使っていました。それでも十分です。今は、鈴鹿サーキットのお土産コーナーでバーゲン販売しているHONDAブランドのハイカットです。安くて、いいです。
服装。長袖長ズボン。つなぎだと、腕と足の袖口が絞られてまとわりつかず、上着の裾が腰からはみ出たりしないのでベストです。4点シートベルトもフィットするので、おすすめします。レーサー風に見えるので恥ずかしいものの
テンションが上ります。本物のレーシングスーツは、燃えない素材でとても高価なので、私は綿製のレーシングスーツ風の作業つなぎを使っています。ヤフオクで、10000円以下です。作業用つなぎと違って、レーシングスーツの形状に裁断されています。
タイヤの空気圧ゲージ。私が今使っているブリジストンのがオススメです。細かく、ゲージがあるものがなかなか売ってません。タイヤ銘柄によりますが、私は、温間で2.0~2.1キロで統一してます。知人は、2.4~2.6だといってました。冷間と温間では、0.4キロぐらい異なります。
ホイールナットのレンチ。トルクレンチがベストですが、普通のクロスレンチでも、なんとかなります。しかし、レーシングチームの方に教えてもらった、冷間で12キロ、温間で10キロのトルクで締めるには、トルクレンチが必要です。走ると、ホイール、ナット、ハブが温まり、冷間で閉まっていたのが、ユルユルになります。
ガソリンタンクは、予備タンクで20リッターを持っていった方がいいです。走り初めは、2/3ぐらいにしておき、1/3になったら、継ぎ足します。燃料が減ると軽量化でタイムアップしますが、1/4以下にはしないのが正解だと思います。
NSXの燃料ポンプは、燃料が空になって、空気をすったりする(空打ちという)と、ポンプからウィーーンと異音がでて壊れることがあります。14万キロを超えて寿命だったこともありますが、私は、鈴鹿デビューの1週間ぐらい前と当日、それになりました。満タンでも、高速道路の直線で、時々1秒ぐらいのガス欠症状になりました。
できれは、お守りとして、
消化器は欲しいです。競技には適合しませんが、私はオートバックスでも売っているような、小型の消化器を運転席に積んでいます。事故や故障で、エンジンから火が出た場合、消化器がないと全焼しますので。ちなみに、私は、燃えた経験はありません。
あとは、
ジャッキとか、当て馬とか、車高が低いとジャッキが入らないので、タイヤに敷くものとか、ありますが、最悪なくても、現地でなんとかできます。
3、一緒に走る仲間
仲間がいた方が本当はいいのですが、私はほとんど、ひとりでいってます。
最初は、ひとりでも、ピットが隣の人とか、だんだん、現地で知り合いができてきます。困ったことが起きても、回りに助けてくれるひとがいるので大丈夫です。
普段から、峠仲間で走っているひとたちのグループとかは
ワイワイ楽しそうですね。ということで、私もNSXで中山サーキットを走るひとを、増やそうとしているわけです。 中山サーキットの場合、年齢層は、25~35歳が60%、35~50歳が30%という感じです。頭文字D世代と、サーキットの狼世代ですね。
それから、「みんカラのブログの人ですよね」といわれることがきっかけに、話ができることがよくあります。下手くそな車載映像を載せ続けとくといいこともありますね。
以上、今回は、走行会でサーキットを走るって、どうやればいいのかを
体験的に、ご紹介しました。
おまけ:走行会情報
3000円でサーキットが走れる
NSX/S2000体験走行クラス走行
第5回 N1グランプリ in セントラルサーキット
2010年5月23日(日曜日)
セントラルサーキット 兵庫県 http://www.central-circuit.jp/
が、来週ありますので、皆様いかがでしょうか?
私は、第1回目に参加させていただきました。今回は、都合がつけば見学? やっぱり,走ってみようかな?
NSXを、買おうかと迷っている人は、是非観戦に。NSXだけでも、20台以上は集まると思います。