明日、出撃するために、
MTオイルを交換 3リットル トヨタ純正(ホンダなのに!)
トヨタ純正ハイポイドギヤオイルLSD 85W-90 GL-5 20L
(トヨタの中では中級品)
エンジンオイルは、MOTUL 5100 そのまま 2回目の走行会に突入。
走行 600キロ、うちサーキット100キロ。
某氏のオススメで、トヨタ純正のLSDオイルを20リッター缶で購入した。
ヤフオクで9000円ぐらい。
20年前に86で山を走っていたときは、2000キロはもつものだとおもっていたが、実際、NSXのサーキット走行ではデフとミッションオイルが兼用なので、すぐに温度が限界を超え、サーキット30分を5本も走ると、劣化が体感できる。2速から3速のシフトアップで蹴られそうになる。
2009年を通して使っていたNUTECの中級品 ZZ-32は20リッターで5万円ぐらいで性能はそこそこ使える。といっても、走行会2回に1回交換が限界。
はたして、トヨタ純正がサーキット走行の実用に耐えるのか、先日走行会で半信半疑で使ってみました。
<その1 始動後、暖機時>
油温が上がるまでは、ノリのような硬さでシフトアップもできないぐらいだが、ゆっくり暖機走行すれば冬場もOK。朝霜が降りているような日、エンジン始動前は、シフトが固めの蜂蜜というか、ジェラートのようなものすごい粘度。
一般人なら、ミッションが壊れたと、言うかもしれない。
気温が0度近いと、NUTECや、WAKOSも、似たようなものだったが、もう少し固め。
走り始めて、10分ぐらいは、堅いままなので、そろりと、2速にシフトアップ。エンジン回転もあげずに、ゆっくりと高速道路へ。
NUTECは、街乗りはスルスルっと入るので高いだけはある。
トヨタは、交差点でアクセル踏んでハンドル切って加速すると、LSDが時々ガコっていう。NUTECはいわない。サーキット走行後は、オイル粘度が低下してなじむのか、街乗りのときは本当にスコスコ入る(86のミッションみたいに)。
リッター450円のパフォーマンスとしては十分な性能。
<その2 サーキット走行時>
中山についてからは、粘度はまったく問題なく、スコスコ入る。音もリッター2500円のNUTECと同じく静か。昔つかったWAKOSのリッター1500円ぐらいのはコォーーっていうデフ鳴きしていたのに。
サーキット走行は、50週目ぐらいから、少し、劣化を感じるが、シフトチェンジには支障なかった。
60週目ぐらいから、連続でタイムアタックして、3週目ぐらいにはシフトアップで引っかかりはじめる。でも、NUTEC ZZ-32を100とすると、90ぐらいの潤滑性能はある感じ。
<その3 耐久性のこと&総評>
ギヤの音は、交換時と比較しても大きくはなってない。小さな音が聞こえるのは、コレまで通り。
一日で100キロぐらいサーキット走行すると、NUTECだと、走行2回(5時間ぐらい)で劣化して1回交換していた(寒い季節)。
トヨタは、値段ゆえ不安なので、今回は1回で交換した。抜いてみると最初の赤色、粘土も結構あり、まだイケそう。
NUTECだと、一缶で5万円以上するが、トヨタは1万円以下。
NSXのミッションオイルはLSDとミッションが兼用だからか、サーキット走行では走行1時間ぐらいから劣化して2時間ぐらいで駄目になったのがわかるぐらい気をつかってきた。高級品しかダメだと思っていたが、このトヨタ、値段ゆえの安心感はないが、リッター450円で、リッター2000円相当の実用性能があると思います。
超コストパフォーマンスのこのオイル、テストしてみるとフィーリングは良好。
ミッションのクリアランスが狭く、さらさらオイルが指定で、オイルポンプで加圧循環までさせているNSXで使えるオイルは、高級品しかないのかと諦めていました。
トヨタ純正、NSXとの相性はいいので、勇気のある人にはオススメです。
引き続き、長期テストしていきます。
Posted at 2010/02/07 00:03:19 | |
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