
自分用のメモです。
先週末は、再度中山タイムアタックに挑んだが、試行錯誤ばかりで、乗り切れず。タイムも、1m6s30止まりだったので、反省ビデオとしてログデータと合わせてこれから分析していきます。
そのログ分析の前に、2009年と2010年の最速タイムの車載映像をもう一度見直します。
1月24日の 1m6s00 (赤ライン)
12月29日の 1m6s80(青ライン)
1)ログデータでの読み取り法
まず、ロガーの速度のグラフだけをみて、とりあえず、比較しながら○×。
ログデータだけだと実際のところは、映像とシンクロして分析できないので間違ってる事も多い。実際に運転するときの、視覚映像が見えないので、感覚として記憶ができない。
赤ラインはへの字、コの字の速度のボトムはうまく処理して、速度維持できている。
青ラインは、への字の入り口のブレーキングは赤ラインより低速なのに、最高速度は10キロ近く上回る加速で、うまく全開で加速できる処理ができているので、ここは○チェック。
青ラインは、スタンド前、コの字でカウンター修正している分でロスしているので×。
赤ラインは新品タイヤでグリップが上がった分、姿勢を見だすようなブレイクがない。
赤ラインの方が、への字、コの字、S字の両方でブレーキングポイントを早目にし、旋回タイミングで遅れないように意識した分、後半の加速でうまく処理できている。後半のタイム差が全体のタイム差になっている。
タイムの差は、途中経過は色々あるが、最終コーナーで一番大きな差が出ている。
赤ラインの方が、最高速度は低く、減速の仕方もゆるいのに、うまくコーナーの頂点に車を持っていけているため、速度のボトムは10キロも速い速度で回せている。ビデオで確認すると、青ラインは頂点で失速し、立ち上がり加速でリヤがブレイクしてカウンター修正して速度ロスしている。
2)ロガー+車載映像の比較法
次に、ロガーデータ付きの車載ビデオを縦に並べて、画面の景色で位置を合わせて、コーナーのブレーキング、ステアリング切り始め、クリッピング、全開加速ポイントというふうに、ポイントごとに止めて、メーター速度とGの点の動きを確認していく方法に切り替えてみた。
この方法で分析すると結構リアルに色々とわかってきた。
具体的には、二つのYoutube動画を片一方づつ、数秒単位で止めてはその時の動き、車両の位置関係、走行ラインの違い、エンジン音を比較確認することができるので、新発見が結構あります。また、ロガーのコース上の軌跡だと実際には体感できない空からの視点だが、ビデオだと運転するときの景色を瞬間で記憶できるので、実際に、そのポイントの景色でその瞬間どうすべきかを確認できる。シフトポイントも、エンジン回転も音から把握できる。
その分析結果は、また時間ある時にまとめます。
3)分析で終わらせず、現場で体で覚えこませる。
分析して、知っていても実際にはなかなかできない。修行あるのみ。
Posted at 2010/02/07 21:58:17 | |
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ロガーデータ 中山 | 日記