
防音室のガラス窓の手前には、オペレーターが座って、エンジンを回しながらエンジンコンピューターのV-PROのマップセッテイングを行います。
左端にある赤いグリップのレバーが、アクセルレバーで数十、数百回転単位での回転調整を行います。
エンジン回転数、油温、油圧、水温、電圧、その他諸々の数値は、デジタル表示のメーターでリアルタイムの状態を示しています。
右側には、主電源、燃料ポンプなどのスイッチが並んでいます。
何を、どういう手順でやっているのか。だいたい、見た感じを説明すると、
1)低回転から順番に、一定のエンジン回転を安定維持してアクセルを固定
2)空燃比を見ながら、コンピューターのマップの数値をPCに入力
3)メーター類を確認して、正常値であることを確認
この3ステップを、各回転域毎に繰り返し、最終的には最高回転域までセッティングをしていきます。
Posted at 2010/05/05 21:54:20 | |
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