銀行の投資勧誘

退職金が入金されると銀行から電話が掛かってくるそうです。
退職金無いから知らんけど。

過去の自分を殴りたい…退職金2,000万円・一心不乱に働き続けた65歳定年サラリーマン、元同期との再会で“驚愕の真実”を暴露「銀行を信じてバカだった」【CFPの助言】　ー 資産形成ゴールドオンライン
（2025年5月4日　掲載）
https://gentosha-go.com/articles/-/68565

記事の主人公は電話が掛かってきて銀行を訪れます。

銀行員は「たとえば、総額1,000万円以上をお預け入れいただければ、円定期預金の3ヵ月金利が年〇%になります。ただし、この条件を満たすには、一定額以上の投資信託かファンドラップのご購入が必要になります」と話します。

主人公は「それって、定期預金の金利を上げるために、リスクのある商品も買わないといけないってこと？」と反応を見し、即決せずに保留して銀行を後にします。

数日後、偶然元同僚と遭遇し話をすることに。

元同僚は、銀行の話に乗り投資信託をまとめて買ってトランプショックの暴落で怖くなって売って大損したと零します。

主人公は、一歩間違えば元同僚のようになっていたと感じ、“銀行がいうなら間違いないかも”って、思い込んでいたことに気付きます。

こ筆者は『よくある3つの思い込み』を書いています。
・「銀行＝安心」の思い込み
・「元本保証」と「利回り」の誤解
・「時間がないからお任せ」は一番危ない判断

いろいろ書かれていますが、話しの肝は、『大切なのは、誰かに勧められたからではなく自分が納得して選んだか』です。


退職金に限らず銀行から電話が掛かってくる話もあります。

なぜ「1000万円」を超える貯金をすると、銀行から連絡が来るの？ 対策のため、口座を複数作っておくべき？　ー ファイナンシャルフィールド
（2024年5月29日　掲載）
https://financial-field.com/household/entry-296811

銀行の預金残高が1000万円を超えた際にかかってくる電話は、以下の用件であることがほとんどです。
・ペイオフの注意喚起
・投資やローンの勧誘

このことを説明していますので参考になります。


【おまけ】
雑誌紹介記事ですが今回の『肝』に通じるものを感じました。

高配当利回りのJT、今は売り時？ 買い時？　ー DIAMOND online
（2025年5月4日　掲載）
https://diamond.jp/articles/-/363870

株の売却で悩む相談者に辛口にズバズバと軽妙なやり取りを書いています。

「印象に流されず、“数字”と“事実”で判断するべき」と結論付けています。