
年金23万円の夫婦のご主人が亡くなり、遺族年金を受け取る段になって思っていたよりも少なく慌てることになっています。
遺族年金に満足している人っているんですか?…年金月17万円・83歳夫を亡くした75歳・元看護師の妻〈まさかの遺族年金額〉に恨み節「これじゃあ悲しみは消えません」【FPの助言】 ー The GOLD 60
https://gentosha-go.com/articles/-/66365
遺族年金は、遺族基礎年金と遺族厚生年金の総称です。
遺族基礎年金は、18歳未満の子どもがいないと出ません。
遺族厚生年金は、ご主人の厚生年金の約3/4が出ます。
この奥さんは、「遺族年金」と「約3/4が出ます」だけを覚えていて受け取れる遺族年金を目算していたようです。
「遺族年金に満足している人っているんですか?」の答えは持っていません。
しかし、遺族年金を受給している方で生活費が「自身の年金+遺族年金」で足りているのは一部の方だけだと思います。
年金だけで生活費が足りているのは一部の方だけですので、お一人になったのですから何を言わんやです。
「今どきの高齢者」は、年金だけで生活費を賄えているように思われているようですが違います。
夫婦2人で受け取る年金だけでは不足なので貯蓄を取り崩して生活しており、貯蓄を減らさないように努力しているのが現実だと思います。
あくまで平均ですが年金生活者の夫婦2人の消費支出が約25万円、税金と社会保険料を加えると約28万円となります。
(この平均の住居費は約17,000円と衝撃的な金額です)
厚生労働省が示すモデルの約23万円でも不足することになりますし、夫(厚生年金)と妻(国民年金)の年金平均月額は約22万円だと2022年度の統計が出ていますが、こちらも不足します。
年金額の決定通知書があれば遺族年金額を把握できますが、年金生活までに把握しようとすると思い付くのは年金事務所に行って相談することくらいです。
我が身に落とし込むのは難しいです。
Posted at 2025/02/01 04:28:10 | |
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