
厚生労働省の「食事摂取基準(2025年版)」では、ベジファーストに関する記載が削除されたことについて書かれているサイトを見つけました。
ベジファーストは本当に意味がないのか?その効果について徹底解説 ー 小野百合内科クリニック
https://onoyuri-clinic.jp/archives/3672
ベジファーストの研究は、「野菜だけを食べて10分休んだ後に米だけを食べる」という特定の条件下で行われ、食後の血糖値が抑制されることが示されたというものです。
それが「野菜を先に食べれば食後の血糖値が抑制される」と一定時間を置くことを抜いたかたちで広がってしまっています。
ベジファーストを紹介している医療機関でも「10分程度時間を空けてから糖質を摂る」を漏らしています。
一般市民にすれば「先に野菜を食べれば良い」となってしまいます。
食後の血糖値抑制がダイエット目的のベジファーストになっていたりもします。
これはマズイと厚生労働省の「食事摂取基準(2025年版)」でベジファーストに関する記載が削除されるに至ったものと思われます。
近頃は、特に60歳以降で不足している蛋白質を摂るために野菜でお腹を膨れさせるのではなく、先に蛋白質を摂る「ミートファースト」が言われています。
こんな記事があります。
《「野菜から食べる」はもう古い!》専門家2人が伝授する “本当に正しい食べる順番” 「たんぱく質ファースト」と「ミートファースト」のやり方 ー 女性セブンプラス
(2025年5月20日 掲載)
https://j7p.jp/?p=140769
記事では「イチオシ」で「この方法」ではなく向き不向きでベジファーストとミートファーストを取り上げています。
最近注目のサルコペニアの予防と改善のためにもミートファーストが効果的なようです。
「健康は食にあり」だったかな。
【おまけ】
1日に必要な蛋白質は体重1kg当たり1gで、生活強度によりさらに必要になるそうです。
卵1個(Mサイズ約50g)には約6.0g、納豆1パック(40g)には約6.6gの蛋白質が含まれているそうですが全く足りていません。
タンパク質が多い食品を紹介。高タンパク食品を手軽に摂取! ー 森永製菓
https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=85&category=muscle
Posted at 2025/06/24 05:04:46 | |
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