
父亡き後の母を支える方法が他になかったのだろうか。
◆おかしい、絶対におかしい…〈月収35万円〉59歳娘の絶望。〈年金月10万円〉85歳母を支え、消えた自分の老後資金「私の人生、何だったの?」 ー 資産形成ゴールドオンライン
(2025年7月24日 掲載)
https://gentosha-go.com/articles/-/70607
主人公が39歳のとき父を亡くします。
当時65歳の母の年金は10万円と生活費としては足りません。
加えて亡き父の借金があり主人公の支えが必要だったようです。
実家が持ち家だったことで毎年の固定資産税や維持費を考えなければなりませんが、それでも借金がある状況では、賃貸よりはましとされています。
毎月、借金返済のためと母の生活の足しにと、自身の給料から10万円を仕送りしています。
家の修繕費、母の医療費、冠婚葬祭の費用などの大きな出費があればその都度、主人公が負担してきました。
そんな生活を主人公は20年間続け、定年とともに手にした退職金は700万円をすべて借金の返済に回し父が作った借金は完済となります。
記事を読んでも借金の実態はわかりません。
月々10万円以内の返済を20年続け退職金で完済するとなると思い付くのは団信に入らないで組んだ住宅ローンくらいです。
本当に持ち家を継続することが「賃貸よりはまし」だったのでしょうか。
相続放棄して賃貸に住みながら公営住宅に当選するのを待つ方法は取れなかったのでしょうか。
主人公の母が積極的に市役所に相談に行き、年金10万円では生活が苦しく、娘は一時的ならと支援してくれているけどいつまでも続けてもらえないと訴え、公営住宅への入居を希望すれば当選したのではないかと思ってしまいます。
これができていれば主人公が20年間も借金返済をすることなく、退職金を失うこともなく、交友関係をなくすこともなかったと思えます。
もちろん家の修繕費も発生しません。
流れに身を任せていると負のスパイラルは継続していきますので何かアクションが必要です。
そのアクションが主人公達親子にとって遺産放棄だったのではないでしょうか。
FPなら明確な答えを持っているんでしょうね。
Posted at 2025/07/26 03:43:48 | |
トラックバック(0) |
雑談 | 日記