制服の効果

東日本大震災の被災地で防犯活動に携わるため、
７道府県の警察本部が制服警官計約１２０人と
パトカー約５０台を岩手、福島両県に派遣する。
２３日中には現地入りするとの事。

避難所に身を寄せる人々には
巡回している警察官に、困りごとの相談を
するだけで心のケアになったり、
「制服警官を見ると安心する」との声があり、
派遣は治安の維持だけでなく、市民の不安を和らげる狙いもあるようです。



福島県へは大阪府警と愛知、静岡両県警から、
岩手県へは北海道警と秋田、埼玉、神奈川の各県警から派遣されます。
宮城県では１８日に警視庁と埼玉県警の警察官計６３人が到着。
既にパトロールを始めています。

東日本大震災では職務中に殉職した警察官は岩手、宮城、福島の３県で計１２人
安否不明の警察官は３県で１８人に上ります。

そのような中、許せないことですが２２日に津波で外壁が損壊した
宮城県気仙沼市の信用金庫で、現金４０００万円が盗まれる被害が
出ています。

犯罪の抑止効果のある警察官の制服姿に期待しています。