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2011年04月05日

地元紙に興味深い記事が・・・・

地元紙に興味深い記事が・・・・ 地元新聞の河北新報4/5に興味深い記事が・・・・・
以下新聞記事を転載します。






「沿岸部の住宅建築禁止」 78年前に宮城県が独自条例 

東日本大震災の津波で沿岸部に甚大な被害を受けた宮城県に戦前、1933年の昭和三陸津波の教訓を生かした独自条例(規則)があった。津波による浸水が予想される沿岸部の住宅建築を原則禁止するという罰則付きの厳しい内容だった。

 33年の県公報によると、正式名称は「海嘯罹災地(かいしょうりさいち)建築取締規則」。昭和三陸津波の発生から約3カ月後の6月30日に公布、施行されたとみられる。
 津波で被災する恐れがある地域内では、知事の認可なく住宅を建築することを禁止。工場や倉庫を建てる場合は「非住家 ココニスンデハ キケンデス」の表示を義務付け、違反者は拘留か科料に処せられるとある。
 県私学文書課によると、この取締規則は今は存在しないが、廃止された記録もない。50年の建築基準法施行後、市町村が災害危険区域を指定し、住宅建築を制限できるようになり、役割を終えたと推測される。
 現在、県内で災害危険区域を条例で指定しているのは仙台市、南三陸町、丸森町だけ。建築基準法は違反者に50万円以下の罰金を科すことを認めるが、3市町の条例にはいずれも罰則規定はない。過去の教訓は引き継がれなかった。
 気仙沼市に住む畠山和純県議会議長は「当時は海岸近くに住宅は建てず、みな高台に家を構えたのだろうが、代替わりするうち形骸化したのかもしれない」と分析。「立派な堤防で津波に抵抗しても無駄なことは、今回の震災で身に染みた。今後、防災対策を考える際は、この良き先例に学ぶべきだ」と話している。



「仙台平野に巨大津波」16年前に警告本 仙台の郷土史家



 「仙台に巨大津波が押し寄せる恐れがある」と16年前に警告を発していた郷土史家がいる。津波の歴史を研究し、対策の充実を訴えていた仙台市宮城野区の飯沼勇義さん(80)。東日本大震災の大津波を目の当たりにし、「行政も住民も危機管理が不十分だった」と悔やんでいる。

 飯沼さんは元公立学校教諭。教壇に立つ傍ら歴史書をひもとき、仙台平野を襲った過去の巨大津波を研究してきた。
 869年の貞観津波は国府多賀城の城下を襲い、多数の溺死者を出した。1611年の慶長津波でも仙台平野は一帯が冠水。津波は現在の太白区長町4丁目周辺にまで押し寄せ、薬師如来をまつる「蛸薬師」の由来にもなった。
 飯沼さんは「仙台平野は180~200年の周期で大津波が起きている。次の大津波は、いつ来てもおかしくない」と警告していた。
 1994年に宮城県と仙台市に対し、3階以上の鉄筋コンクリートビルの建設、防潮林の充実など対策を講じるよう陳情。95年には「仙台平野の歴史津波 巨大津波が仙台平野を襲う!」(宝文堂)を出版した。
 飯沼さんは「津波被害が出るのはリアス式の三陸沿岸で仙台の沿岸に大きな津波は来ない、という根拠のない安心感が、行政にも住民にもあった」と振り返る。
 震災後、飯沼さんが出版した本は再評価され、インターネットには「津波を予言した内容」という書き込みも見られる。
 飯沼さんが暮らす宮城野区蒲生のアパートも津波で壊滅的な被害を受けた。身を寄せる避難所で飯沼さんは「歴史は繰り返す。震災を教訓に、津波対策や避難誘導のシステムを早急に構築するべきだ」と語っている。


震災は、忘れた頃にやってくる・・・・・と言う事なのでしょうかね・・・・・





関連情報URL : http://www.kahoku.co.jp/
ブログ一覧 | 東日本大震災 | 日記
Posted at 2011/04/05 23:48:22

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この記事へのコメント

2011年4月6日 0:04
この記事は私も興味深く見ました。

岩手・田老の万里の長城と言われたスーパー防波堤も役にたたず、仙台の津波の危険性を提唱された飯沼氏ご自身も津波で被災されたというとは、今回の津波の大きさが余りにも想定外だったということでしょうね。
コメントへの返答
2011年4月6日 0:21
おばんです

今回の震災はすべてに想定外
が付いて廻りますね

人間の力が到底、自然の驚異には
かなわないと言う事を思い知らされます。
2011年4月6日 1:52
自然に抗う事は、きっと難しい事なんでしょうね…
また、忘れた頃に、気が緩んだ頃に、想像を絶するような災害が起きるのかもしれませんね…

災害に関しては、永遠のテーマなのかも…

コメントへの返答
2011年4月7日 0:47
コメント、ありがとうございます

たぶん、人間がこの地球で
生きてゆくには自然災害と
ずーっと戦ってゆくのでしょうね

でも、自然と共に生きるのが
本来の姿かもしれませんね・・・・
2011年4月6日 20:08
震災含め、天災は忘れた頃にやってくる・・・本当です。

もう、私らの代ではない?のかもしれませんが、どんな形であれ、今回の事実は絶対に後世に残すべきですね。
コメントへの返答
2011年4月7日 0:51
おばんです

過去の記憶があっても
時間がたてば忘れてしまう・・・・

これが人間なのかも・・・

でも、記録は後々まで残さなくては
もしかしたら、後の世で、
役に立つ時が来るかもしれませんね

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