震災から四十九日・・・

東日本大震災が発生してから「四十九日」
各地では 犠牲者の冥福祈り 震災四十九日法要が
行なわれました。

全国の多くの寺院が宗教・宗派を超えて震災発生時刻の
午後二時四十六分、一斉に鐘を鳴らす。
犠牲者への鎮魂とともに・・・・・

私は怪我もせず、 助かりましたが
今回の震災では多くの命が犠牲になりました・・・・・

故人が他界してから四十九日間は忌中…。
故人が俗世と浄土の間を彷徨っている期間です。

四十九日目は故人の成仏を祈り、極楽浄土に行けるように法要を営む日、
日本の生活慣習の一部でもあります。

古来、日本では「畏れ」こそが祈りの原点とされ、
神に祈ることで再び大いなる力を頂き、
幾多の困難を克服してきました。
全国に鎮座する神社の神祭りを通じて「畏れ」を語り伝え、
人々が強い絆を深め、大いなる安心を得る。
今回の惨事は正に「畏れ」

明日からは、普通なら法要を営み喪が明ける・・・・

GWもスタート、未だに行方不明の方も多く、原発の問題もまだまだこれからですが
一日も早い復興に繋がると信じて止まない、この連休から支援と
忌明け宣言が出来ればよいのだが・・・・・・今日の祈りが復興への
志の意味も込め「祈りと希望の鐘」になればと願っています。