
1934年10月23日イタリア ガルダ湖上で
フランシスコ・アジェッロ大尉によって
レシプロ水上機としての速度記録
709.204km/hの世界記録が樹立されました
この速度記録は、その後破られておらず
今後も同様の飛行機が作られる事は
無いと思われる為、使用された「マッキ M.C.72」は
永久に保持する事になります。
マッキ M.C.72は、同社のM.39以降
優勝を逃していた、「シュナイダー・トロフィー・レース」
をイタリアが奪還する為に開発された究極のレーサー機
フロートやラジエータ以外の大部分が
真紅に塗られたその機体は
2基のフロートを備えた大変美しい飛行機です。
1931年の「シュナイダー・トロフィー・レース」に向けて
機体は組み立てられますが、エンジンに複数の問題を抱え、出場は断念され
結果「シュナイダー・トロフィー・レース」はイギリスが「スーパーマリンS6B」で
3回連続優勝を果たし、最後の大会となってしまい、トロフィーの永久保持国となります。
しかし、「マッキ M.C.72」は記録達成のため
開発が継続継続され平均速度709km/h(440mph)という
偉業を成し遂げる事となります。
Macchi M.C.72
乗員: 1
全長: 8.23 m (27 ft 3.5 in)
全高:
翼幅: 9.48 m(31 ft 1.25 in)
翼面積: 15 m2 (151.46 ft2)
空虚重量: 2,505 kg (5,512 lb)
運用時重量: 2,907 kg (6,409 lb)
最大離陸重量: 3,031 kg (6,669 lb)
動力: 『Fiat AS-6』 液冷V24気筒レシプロエンジン 、2,126 kW (2,850 hp) × 1
最大速度: 709.209 km/h (382.9 kt) 440.681 mph
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Posted at
2011/10/24 00:05:15