
ここ数年、各地で復活している
蒸気機関車ですが
D51 498号機、C57 180号機、C61 20号機
に続いてJR東日本の4輌目の動態復活蒸機となる
C58 239号機、現在急ピッチで
レストア作業が進んでいるようですね♪
この、C58 239号機は、岩手県営運動公園(盛岡市)にて
展示されていた車両なのですが
年末には、JR釜石線で復活運転との事
その後は、土休日を中心に年間80日程度運行予定で
東北各地で開催されるイベントやキャンペーンにあわせて
東北エリアの各線区での運行も検討されているそうです。
鉄道ファンならずとも期待が膨らみますねっ♪
「C58」復元着々 JR東が作業公開
盛岡市の県営運動公園に展示保存されていた蒸気機関車(SL)C58形239号機の復元作業が22日、さいたま市のJR東日本の大宮総合車両センターで公開された。約1年後となる40年ぶりの運行に向けて、着々と作業が進められている。
昨年12月から、同センターの15人を中心に作業に当たっている。約1カ月で部品の分解が終了し、むき出しになったボイラーや動輪などが公開された。SLの心臓部であるボイラーは今後、大阪府の専門会社で使用可能かどうかの検査や修復を実施。他の部品も摩耗具合などの点検・整備を行い、12月までの完成を目指す。
同センターの斎藤朗助役は「盛岡での搬出時から、地元の人の熱い気持ちを感じていた。元気に走れるようにリニューアルしてお返ししたい」と語った。
239号機は1940年製で72年に引退した。2013年度冬以降、観光面の復興支援を目的に、
釜石線を中心に土日祝日など年80日程度運行する予定。
2013/1/23/岩手日報 配信
40年の眠りから覚めるC58
さいたま・大宮で修復急ピッチ
JR東日本の大宮総合車両センター(さいたま市大宮区)で、岩手県内の公園で40年間展示されていたC58形蒸気機関車(通称シゴハチ)の復元作業が行われている。さび付いた巨大な機関車を手作業で解体する作業が続けられており、1月22日には部品の一部が報道陣に公開された。今年12月には東日本大震災で被災したJR釜石線で復活運転させる予定。鉄の塊に再び命を吹き込む作業とは。
復元中のシゴハチは昭和15年に製造され、廃車になるまでの32年間、岩手県内の旧国鉄山田線(宮古-盛岡間)を中心に活躍。昭和48年に引退後、盛岡市の岩手県営運動公園で40年間、展示されていた。
地元では以前から復活を望む声があがっており、JRは今回、東日本大震災の復興支援としてSLを被災地で復活運転させ、力強く前に進む姿を見せるとともに、観光資源としての利用を計画している。復活の舞台には、岩手県内で津波に飲み込まれ、一時不通になった釜石線が選ばれた。
車体は昨年11月に大宮入り。復元作業は解体、整備、組み立ての3段階で、現在は解体作業が終わったところ。今後、半年間かけて整備され、さらに3カ月かけて組み立て作業を行う。今年10月には試運転を行うのが目標という。
長年、屋外で展示されていた車体はサビ付き、部品同士がくっつくなどして腐食が進んでいる。しかしSL部品の生産は当然終了しているため貴重な部品を傷つけないよう温めて膨張させたり、ガスバーナーで焼いてはがすなど作業は慎重に進められた。
1月22日に公開されたのは解体された直径約1・5メートルの車輪と車輪を動かす足回り、そして心臓部分に当たるボイラー。これから部品のサビを落としたり、傷みが激しい部品を作り直す作業が行われる。
その中に「タイヤ換え」と呼ばれる作業がある。ちょうど自動車のタイヤをホイールから外して履き替えるように、動輪の外側にはめこまれた輪を温めて膨張させ、動輪から外す。走行中にレールとこすれて摩耗(まもう)した輪を取り外し、新しい輪をはめ込むのがタイヤ換えだ。
今回の復元作業のために盛岡支社からも技術スタッフを呼び集め、SL専門チーム15人で行っている。プロの職人でも難しい作業の連続といい、大宮総合車両センターの技術科助役、斉藤朗さん(56)は「ミリ単位の調整を手作業で丹精込めて行っている。元気な姿を東北の人たちに見てもらい、少しでも喜んでもらいたい」と話した。
2013/2/2 /12:00 /産経ニュース配信
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2013/02/03 00:07:35