2013年11月25日
週明け・・・

東北楽天 ゴールデンイーグルスの
日本一 優勝記念パレードから
一夜明け・・・・
普段通りの日常へ・・・
しかも、低気圧の影響で
天気も・・・雨マーク
気温も一段と冷え込んできましたねっ
気分的なものなのか・・・
仙台駅も何となく静かに感じます。
もう少し、先日の余韻を楽しみたい気分なので
本日は、スポーツ紙ではなく、
地元紙の記事をご紹介いたします。
東北楽天パレード/この熱気、地域に吹き込め
沿道を埋め尽くした老若男女。仙台市内で、これほどの人出を見たことがない。
地鳴りのような大歓声。これほどの歓喜が渦巻くさまを目の当たりにしたことがない。
しかも、わずか30分ほどのイベントにである。その熱狂ぶりが分かろうというものだ。
きのう、仙台市のメーンストリート、東二番丁通で開催されたプロ野球東北楽天の日本一をたたえる優勝パレードだ。
星野仙一監督と1、2軍の全選手ら約100人が参加、球団幹部らと一緒にオープンカー、オープンバスに分乗し、約1.5キロのコースを進んだ。
詰め掛けた約21万4000人のファンらが口々に「おめでとう」と感謝の言葉を投げる。選手らも「ありがとう」と叫び、声援に手を振って応える。共に喜び合い、参加者を形容のしようのない感動が包み込んだ。
東北楽天は球団創設9年目で初めてパ・リーグを制覇し、初めてクライマックスシリーズを突破した。そして、セ・リーグの王者巨人を倒しての初の日本一。日本シリーズは最終戦にもつれ込み、田中将大投手が締める劇的な展開だった。
優勝の段階を上るごとにパレードへの関心が高まった。
日本一は3年目を迎えた東日本大震災の被災住民らを励ます意義も帯びた。田中投手が大リーグに移籍する可能性もあり、いやが上にも注目を集めた。
迎えた当日は青空が広がる好天。舞台は整った。今季は楽天球団のため、東北のためにあったような締めくくりだった。
ファンが球団を支え、球団が被災地をはじめ東北の再生、躍進を支える。想定の20万人を超える参集はあらためて球団とファンの絆の太さを証明した。地域とプロスポーツの望ましい関係を示してくれもした。
地下鉄は早朝から休日とは思えない混みようだった。喜びを分かち合いたい、歴史の証人になりたい、そんな気分の高まりが表情にうかがえた。
市民だけではない。東北楽天ファンから、球団の活躍を通じて「東北」への思いを呼び起こされた、ゆかりの人たちまで、東北各地はもとより、首都圏など全国各地から駆け付けた。
もはや社会現象に近かった。パレードの盛り上がりは「スポーツの力」を見せつけるのに十分だった。
やればできる。願いはかなう。どん底からの日本一。その歩みを被災に苦しむ多くの人たちは熱い思いで見つめた。明るい話題が乏しく、歓喜に飢えた格好の東北の人たちの出足を誘ったのは当然だった。
パレードは「歓喜の共有」と「努力への共感」という成果を残して無事終了した。
ただ、参加したくてもできなかった人たち、そうした思いになれないでいる人たちのことを忘れてはいけない。
その強い自覚の上に、この日の熱気を地域に吹き込んで、被災地を抱えた東北が逆境を乗り越える糧にしたい。「宴の後」を大事に、である。2013/11/25/河北新報社説
ありがとう東北楽天 仙台でVパレード 21万人が祝福
球団創設9年目で初の日本一に輝いたプロ野球東北楽天の優勝パレードが24日、仙台市青葉区の東二番丁通で開催された。青空の下、21万4000人(主催者発表)が沿道を埋め尽くし、東日本大震災を乗り越えて頂点に立ったナインの活躍をあらためて祝福した。
星野仙一監督と1、2軍の全選手ら約100人が参加。球団幹部や自治体関係者らとオープンカーとオープンバス計10台に分乗した。午前11時に青葉区本町の仙台商工会議所前を出発。五ツ橋交差点までの約1.5キロを約40分かけてゆっくり進んだ。沿道からは盛んな声援が送られ、選手たちは笑顔で応えた。
星野監督は「『おめでとう』より『ありがとう』と言われた時に、ぐっとこみ上げるものがあった。選手たちには、もう一度(優勝パレードを)やりたいという思いを強く持ってほしい」と話した。午前6時半からスタート地点近くで妻とパレードの開始を待った石巻市蛇田の会社員丹野真哉さん(43)は「銀次選手と目が合って感激した。震災後、選手たちが石巻を訪れ、励ましてくれたことが本当にありがたかった。素晴らしいシーズンになった」と語った。
パレードは、官民でつくる楽天イーグルス優勝パレード実行委員会(会長・鎌田宏仙台商工会議所会頭)が主催した。仙台市の中心街でスポーツ関連のパレードが実施されるのは06年3月、トリノ冬季五輪フィギュアスケート女子で金メダルを獲得した荒川静香さん(宮城・東北高-早大出)以来。パレードに混乱などはなかった。
東北楽天は2004年11月、プロ野球50年ぶりの新球団として誕生。昨季まで勝ち越したのは09年の1度だけだったが、今季はパ・リーグを初制覇し、日本シリーズでは第7戦までの激戦の末にセ・リーグ覇者の巨人を破った。
24日は、宮城県民栄誉賞が球団と田中将大投手に、仙台市賛辞の盾が球団と星野監督、田中投手に贈られた。 2013/11/25/河北新報配信
V戦士「万感」、ファン破顔 沿道歓声こだま 楽天パレード
パレードが開催された東二番丁通の沿道には、朝早くから大勢の市民が詰め掛けた。午前11時の出発とともに観衆は懸命に手を振り、お祝いムードは一気に盛り上がった。
人気の田中将大投手や銀次内野手が乗るバスが近づくたびに名前を叫ぶ声が飛び交った。田中投手が「ありがとう」と叫ぶと、沿道の声援がひときわ高まった。
妻と一緒に足を運んだ仙台市若林区の会社役員板橋和男さん(66)は「おめでとうを伝えたくて来た。選手の姿を見て、頑張れば何でもやれるんだと勇気が出てくる」と笑顔を見せた。
奥州市のパート芳賀久美子さん(34)は「とても楽しみにしていた。大勢の人と声援を送り、優勝の実感が湧いてきた。本当に楽しませてもらった1年間だった」と話した。
東日本大震災の被災者も精いっぱい感謝を伝えた。津波で石巻市内の家を失った同市のパート黒須恵美さん(28)は娘2人と訪れた。「つらいこともあったが、選手たちが頑張っている姿に励まされ、野球の素晴らしさに感動した。今日は優勝の瞬間を思い出した」と語った。
宮城県亘理町の実家が流された同町の会社員斎藤さえ子さん(51)は、公式チアリーダー「東北ゴールデンエンジェルス」メンバーで次女の由実さん(22)の姿を見守った。「古里を元気づけたいとチアを志した通り、すてきな笑顔で踊っていて、感動した。選手や娘たちの活躍に支えられています」と言葉に力を込めた。
◎喜ぶ顔、見られて幸せ
青空の下、クリムゾンレッドに彩られたバスの上で、日本一になったV戦士たちの笑顔がはじけた。仙台市中心部で24日繰り広げられた東北楽天の優勝パレード。沿道を埋めた約21万人のファンは、地響きのような歓声で選手を迎えた。
星野仙一監督は球団の立花陽三社長とオープンカーに乗り、声援に笑顔で応えた。1、2軍の選手、コーチ陣は5台のオープンバスに分乗し、沿道の観衆に向かって休みなく手を振った。
ひときわ熱い声援を浴びたのは田中将大投手。優勝への最大の原動力となったエースは「たくさんの人が見に集まってくれて、うれしかった。思い出に残る」。最後方5号車のバスから、マー君スマイルを振りまいた。
「仙台市民の5人に1人。すごい」。嶋基宏捕手は人出の多さに驚いた様子。本拠地球場の収容人員の約10倍に当たる観衆に「日本シリーズでも大きな声援をもらったが、きょうには勝てない。ファンの喜んでいる顔が見られて幸せ」と興奮気味に語った。
先頭のバスに乗り込んだ主将の松井稼頭央内野手は「夢のようだった。ミッキーマウスになった気分。あっという間だったので、もう1往復したいぐらい」と笑みを浮かべた。
東北ゆかりの選手たちも地元でのパレードに感慨深げ。岩手県普代村出身の銀次内野手は「沿道から『ありがとう』と言われたが、逆に自分たちが『ありがとう』と伝えたい。応援の力で勝てた試合がたくさんあった」とファンに感謝した。
仙台市出身の斎藤隆投手は「子どもたちは刺激をもらったことでしょう。僕なんかとんでもないというくらいのプロ野球選手が誕生したらうれしい」と語る。東日本大震災で傷ついた故郷への思いも吐露し「沿道には間違いなくそういう(被災した)人もいたのに、感じさせない声援をもらった。野球を通じて力になりたい。その思いを忘れずに頑張りたい」と来季の戦いを見据えた。
2013/11/25/河北新報配信
本日のKスタはとても静か・・・
明日からは、スイッチを切り替えよう・・・
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Posted at
2013/11/26 00:59:01
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