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2014年03月18日

九五式小型四輪起動乗用車復元計画始動!

九五式小型四輪起動乗用車復元計画始動! すでに、ニュース等で

ご存知の方も多いと思いますが

京都で発見された

帝国陸海軍の4輪駆動小型車

くろがね四起が、復元される事になりました。




正式名称「九五式小型四輪起動乗用車」、愛称、「くろがね四起」は、
日本で初めて量産された四輪駆動車
1934年(昭和9年)に満州事変の経験から
広大な中国大陸での活動において、
側車付自動二輪車の価値が甚だ低下
陸軍はこれに代わる指揮連絡用車の研究から不整地走行性能に優れた偵察・連作車両が
必要であるという結論に達し当時国内で活動していた自動車メーカーである日本内燃機・
トヨタ自動車・ダイハツ工業・岡本自転車製作所に試作発注が行われたのが
本車開発のきっかけ



昭和10年~11年に掛けて陸軍自動車学校で比較評価試験が行われ
4社から提出された試作車のうち最優秀と認められたのが
日本内燃機が製作したロードスター型小型四輪起動車で
エンジン: 45度V型、空冷2気筒、1,200cc、
ホイールベース: 2メートル、前輪独立懸架式で
車輪はフォードA型ワイヤースポークが使用されましたが
後にディスクホイールに変更されています。



この試作車両に各社の長所を取り入れて正式採用され
昭和11年1月から生産が開始され、5000台弱という当時の
日本の自動車としては破格の大量生産が行われることとなり
くろがね四起は、日本の自動車開発史上にその名を残す存在となっています。



ちなみに、称呼される「九五式小型四輪起動乗用車」とは
この四輪起動車の試験の年が皇紀2595年(昭和10年)だった事によるもので
愛称のくろがね四起は、日本内燃機の主力商品であったオート三輪のブランド名
「くろがね」と「四輪起動」(今でいう「四輪駆動」)から生まれたものです。



甦る“昭和”、世界初・小型四駆「くろがね四起」…超レア、1000万円で復元目指す



昭和初期に日本が世界で初めて開発した小型四輪駆動車「くろがね四起(よんき)」が、京都市内の自動車修理工場で奇跡的にほぼ原形をとどめた状態で見つかり、車両を入手した静岡県御殿場市のNPO法人が復元を目指して展示や募金などの活動を始めた。NPO法人は「日本の貴重な技術遺産。ぜひとも復元し、再び走らせたい」としている。

■ジープの原形より古く

くろがね四起は、正式名称「九五式小型乗用車」。東京都にあった自動車メーカー「日本内燃機」の創業者で技術者の蒔田鉄司氏が昭和9(1934)年に開発した。第二次大戦終結までの約10年間に約4500台が生産され、軍用車として旧陸海軍で使用された。

 「四起」は四輪駆動のことで、当時は極めて高度な技術を要したという。小型車の量産化はくろがね四起が世界初で、有名な小型四輪駆動車「ジープ」の原形である米国製「バンタムBRC」より約6年も早く誕生した。

 これまで世界で現存が確認されたのはわずか3台で、国内には石川県の日本自動車博物館に残るトラックタイプの後期型1台だけ。今回見つかった4台目は乗用車タイプの初期型で極めて貴重だ。




■きっかけは「タミヤ」

 NPO法人「防衛技術博物館を創る会」の理事を務める元日大准教授で作家の三野正洋氏(71)が発見。くろがね四起の模型を制作した「タミヤ」(静岡市)から、京都市上京区の自動車修理会社「日工自動車」で現存車を取材したとの情報を得たのがきっかけで“幻”の車と出合ったという。
日工自動車の永田雄三社長(75)に問い合わせると、永田社長は同会の小林雅彦代表理事(43)の父、森造氏(67)と旧知の仲だったことが判明。一気に話が進み、「復元してもらえるなら」と貴重な実車の無償譲渡が決まった。




■費用は1000万円

田社長によると、日工自動車がかつて日本内燃機のディーラーをしていた縁で車を入手。「中国北部から持ち帰ったと聞いている。昭和29年ごろに手に入れ、乗り回しました。戦前の車なのに、斬新な設計に驚いた」と振り返る。

 車は、同会が昨年秋に御殿場市内の自動車修理工場に移送し保管しており、三野理事は「ボディーはサビが出ているが、エンジンはかなり状態が良い。整備すれば動くと思う」と夢をふくらませている。

復元費用を約1千万円と試算。ネットを通じて不特定多数の人に小口で資金を募る「クラウドファンディング」を活用して支援を呼びかけており、車の一般公開も予定している。

復元・寄付活動については、 https://readyfor.jp/projects/kurogane4ki へ。

2014/3/17/産経ニュース配信

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Posted at 2014/03/19 00:01:42

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