
GMの欧州ビジネスを担う
Adam Opel AGは、
日本で年度初めとなる4月1日に本拠地である
ドイツ国内Rüsselsheim(リュッセルスハイム)において
新たな事業として日本国内への正規輸出を開始すると会見を開いた。
この裏には、2月に発表された
欧州全域(EU+EFTA全30か国)の
新車販売結果が前年同月比は7%増と、
18か月連続で前年実績を上回ったにも拘らず
6位実績のGMのオペルグループ(シボレーを含む)
販売台数が6万0484台にとどまり、
前年同月比は8.3%減と、11か月連続のマイナスとなったことが、
影響しているとの観測もあり
比較的好調のアジア経済と購買意欲反映し
日本進出を新たな起爆剤に売り上げの底上げを
図りたい考えが見え隠れする。
日本国内において、OPEL車の正規輸入は
2006年5月以来9年ぶりとなる。
■欧州に先駆けてのKARL市場投入
今回、日本国内で投入される車種は
先月3月3日に、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において
発表された新型車の『カール』(KARL)
2015年夏、欧州市場で発売される予定だったが、それに先駆けての
日本投入となる、この小型の5ドアハッチバックは、
全長3680mmの車体に最大5名が無理なく座れる優れたパッケージに加え、
新開発の1.0リットル直列3気筒ガソリンターボ最大出力75hpを引き出す
パフォーマンスと、燃費やCO2などの環境性能を両立されたエンジンを搭載
ベース価格は1万ユーロ(約130万円)を切り、
9500ユーロ(約125万円)と、魅力的な価格を提示している。
■販売網は2チャンネルに、今後も新型車を供給
久々の日本国内での販売となるOPEL
気になるのはその販売網とアフターサービスであるが
Adam Opel AGの発表によると
過去に販売実績があり、GMとの繋がりも深い
(株)ヤナセといすゞ自動車(株)が担うことになり
OPELブランドでは(株)ヤナセがOEMとしていすゞ自動車(株)に供給される。
また、2015年フランクフルトモーターショーでデビューする
OPELの代表車種「アストラ」
日本でも人気の高いドイツのチューナーIrmscherが手がけた
オペルのサブコンパクトカー コルサの導入も今後検討されるとの事である。
2015/4/1/Bundesrepublik Deutschland Auto Wagen.Lüge.Zeitung 配信
※(注)この記事はフィクションです
ブログ一覧 |
雑感 | クルマ
Posted at
2015/04/01 22:53:57