
2011年3月11日の
東日本大震災における
津波と地震被害で部分開業を
余儀なくされていた
仙台~石巻を結ぶ重要な鉄路
仙石線が本日、全線復活を果たしました‼
待ちにまった、主要路線の全線再開
震災後の部分開業でバスや列車との乗り継ぎなどで約2時間かかっていた
仙台―石巻間は、最速52分、今後は、遅れている
沿岸部の観光を含め復興の加速も期待されます。
<仙石線>全線再開 4年2カ月ぶり
JR仙石線は30日、東日本大震災以降、休止となっていた高城町(宮城県松島町)-陸前小野(東松島市)間(10.5キロ)での運行を再開し、あおば通(仙台市)-石巻間(49.0キロ)の全線が4年2カ月ぶりに結ばれた。東北線を経由して仙台-石巻間(47.2キロ)を最短52分で結ぶ仙石東北ラインも開業。主要な駅や沿線では、市民らが新たな門出を祝った。
仙石線の上り、下りの一番列車は午前5時台、仙石東北ラインは午前6時台にそれぞれ始発駅を出発。津波被害を受け内陸の高台に移した線路を、見慣れた仙石線の車両と真新しい仙石東北ラインのハイブリッド車両が駆け抜けた。
移設した野蒜駅(東松島市)では、沿線自治体の首長ら関係者が集まり、午前9時40分ごろから合同の記念式典が開かれた。
出席した村井嘉浩宮城県知事は「全線再開と仙石東北ラインは地域発展を引っ張る大きな力になる」と復興の加速に期待。JR東日本の冨田哲郎社長は「仙石線が地域再生の原動力となるよう今後も全力を尽くす」と誓った。
仙石線は震災で全線が運休。あおば通-高城町間は2011年5月までに復旧したが、高城町-陸前小野間は海岸線沿いの線路が流失するなどして、運休が続いていた。復旧に伴い、JRは陸前大塚(東松島市)-陸前小野間の線路を内陸側に移設。東名、野蒜両駅も約500~600メートル内陸側に移して新設した。
2015/5/30/河北新報 配信
<仙石線>全線再開 待ってたよ希望の鉄路
.JR仙石線が4年2カ月ぶりに全線で運行再開した30日、沿線自治体の住民、関係者からは喜びの声があふれた。被災地間の希望をつなぐ鉄路の復活。「待ってたよ」。利用者のさまざまな思いを乗せ、仙石線が再出発した。
仙台と鉄路で結ばれた石巻市では、市民の喜びも大きかった。石巻駅での午前5時25分の仙石線一番列車出発時には、亀山紘市長が運転士に花束を贈呈。約80人が乗車し、市民約70人がホームで手や旗を振って送り出した。
新たに東北線の線路を利用した仙石東北ラインも開業した。午前6時35分発の一番列車には約200人が乗車。大阪に出張する石巻市の団体職員伊藤茂樹さん(38)は「乗車時間が短縮されるのはありがたい。これまで仙台には車だったが、今後は電車を利用したい」と語った。

高台に移設した東松島市の野蒜駅。周辺は造成工事が進み、地元住民は新たな駅がまちづくりの核となる拠点として期待している。
一日駅長を務めた同市鳴瀬未来中1年の奥山彩さん(13)は「野蒜のまちが復興していく姿が感じられる」と笑顔で話した。ホームの外では、地元住民ら約60人が大漁旗を掲げ、行き来する列車を見送り、全線再開を祝った。
仙台駅では、仙石東北ラインをお目当てにした鉄道ファンの姿が目立った。
東京都大田区の飲食店従業員高尾勇貴さん(30)は、震災翌日に石巻への鉄道旅行を予定していた。「新しい列車に乗って、4年前に断念した旅行を実現させたい」と話した。
2015/5/30/河北新報 配信
ということで・・・本日は・・復興支援ソング「虹を架けよう」を
お聞きください・・・
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東日本大震災 | 日記
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2015/05/31 01:29:51