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2016年12月18日

2016年NHK大河ドラマ「真田丸」最終回

2016年NHK大河ドラマ「真田丸」最終回 約1年を通して放送される

NHK大河ドラマ

今年の「真田丸」も

本日が最終回となりました。



いつもの事ですが・・・

歴史考証が云々という声もありましたが・・・

あくまでも「大河」はドラマなので・・・

個人的には、三谷幸喜氏の脚本は、

毎回楽しませていただきました。



さて・・・ドラマをご覧いただいた

皆様もご承知の通り

大阪冬の陣・夏の陣で、豊臣家は滅亡しますが



この戦において、豊臣方を支えたのが



主人公の真田 信繁(幸村)はじめ



後藤 基次(又兵衛)・毛利 勝永



明石 全登・長宗我部 盛親の個性派集団



大阪五人衆と呼ばれる面々です。



その方々より・・・この方、伊達 政宗をキーワードに

進めて行きたいと思います。

まずは・・・



長宗我部 盛親

劇中の大阪五人衆の中では、温厚な人柄に描かれて居ました。

浪人衆としては異例の大名で長宗我部氏第22代当主

四国を平定した長宗我部元親の四男として生まれ

元親の死後に長宗我部家の家督を継ぎます。

関ヶ原の戦いで西軍に属し敗領国を没収され

のち豊臣側から故郷の土佐一国の贈与を条件に旧臣と共に

大坂城に入城、大坂の陣が勃発し、戦闘に参加したが敗北

長宗我部氏は完全に滅亡します。

しかし・・・

長宗我部氏の血脈は遠く奥州の地で続きます

大河ドラマファンの方はご存知かもしれませんが

山本周五郎原作の「樅ノ木は残った」



江戸時代に於ける三大お家騒動の一つとも言われ、

仙台藩の内情と幕府の思惑(外様大名取り潰し)の重なった

非常に複雑な事件として知られる伊達騒動(寛文事件)を描いた

このドラマに登場するのが

通称“柴田外記”で知られる。

仙台藩重臣 柴田 朝意(しばた とももと)



この方、長宗我部氏の旧臣・佐竹親直の二男として生まれ

母は長宗我部 元親の娘・阿古姫。

長宗我部 盛親とは、いとこになります。

大坂の陣の際に父が主君長宗我部 盛親に従い討死の後

伊達 政宗に助命され、仙台に送られ、謁見した際に

その資質を見抜いた政宗の計らいで

二人の息子と共に仙台藩に仕えることとなり

重臣 柴田・五十嵐家に養子入り、

柴田 朝意・五十嵐元成として

仙台において長宗我部 元親の血をつないでいます。

残念ながら・・・柴田 朝意は、伊達騒動において、

伊達家を守るために命を落としてしまいます。

これは、想像ですが大阪夏の陣において父を失い、

主も失ってしまった所を救ってくれた政宗と伊達家への

御恩の気持ちがあったのかも知れません

また、阿古姫母子が仙台にて庇護された事から

それを頼って仙台へ向かった長宗我部氏

ゆかりの人々も数多く、香宗我部親泰の子・貞親の養子・重親が

仙台藩に召し抱えられたほか、吉松氏女(母は元親の四女)が

従兄弟の朝意の継室となっています。

豊臣時代伏見城下の大名屋敷の配置で、

伊達家の屋敷と長宗我部家の屋敷がお向いさん

近所だったこともありこの様に

庇護されたことも想像できますね

もう一人は・・・



明石 全登

豊臣政権下で五大老の重責を担った、宇喜多氏家老で

熱烈なキリシタンとして知られています。

関ヶ原の戦いで、西軍に組した宇喜多氏が没落し浪人となった全登は、

キリシタン大名であり、母が明石一族である黒田 如水の下で庇護されますが

息子の黒田 長政がキリスト教を禁止したため黒田家より出奔し浪人となります。

その後、、大坂の陣が起こると信仰上の問題で豊臣方として参陣

劇中でも描かれた道明寺の戦いでは、伊達政宗勢と交戦して混乱に陥れ、

徳川勢の神保相茂との間で同士討ちを起こさせる等の活躍



天王寺・岡山の戦いでは、300余名の決死隊を率いて、家康本陣への突入を狙いますが

天王寺口で友軍が壊滅したことを知ると、徳川勢の包囲網を突破して戦場を離脱しています。

ドラマでも、その最後が描かれることはありませんでしたが、

その後の消息は不明とされています。

一説によると・・・

大坂落城後に仙台で伊達政宗に保護され

江戸幕府のキリシタンに対しての詮議が厳しくなったので

津軽に移動し、津軽信枚の保護を受けて弘前城内に匿われたとされ

全登の三人の男子は弘前を離れて現在の秋田県比内町に移ったとされていて

子孫と伝えられる明石家には全登から伝えられた仏像が保管されております。

同地の明石一族の出身で全登の子孫と伝えられているのが・・・



元国際連合事務次長の明石 康氏

秋田県は、同じく関ヶ原の戦いで西軍に属し

外様となった佐竹氏の居城があるところで

真田 信繁(幸村)の娘の一人

顕性院殿(御田の方)が嫁いだ地

東北の真田信繁(幸村)ゆかりの地観光で連携

大阪の陣後、伯父の真田信之の計らいで、助命された後

秋田藩主の佐竹義宣が、弟の宣家側室として迎えられ

真田家の再興に尽力します。

また・・・以前も書きましたが

奥州に受け継がれた真田氏の血筋

真田 信繁(幸村)の娘の阿梅は、

白石城主・片倉2代重長の後妻となり

息子の大八は片倉四郎兵衛守信として

召し抱えられて仙台の地でも、

名将真田氏の血脈は存続することとなります。



今回のドラマでは、あまり凛々しさが見られなかった

伊達 政宗ですが・・・



実際には、中々いい仕事してますねっ

こんな事もあるので、徳川政権下では要注意人物だったのかもしれません。

という事で・・・本日は



「真田丸」オープニング曲で締めたいと思います。

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Posted at 2016/12/18 23:30:06

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この記事へのコメント

2016年12月19日 19:08
敵味方と言っても、基本いずれかに属するわけで
その後の歴史が興味深いです。伊達政宗は
お友達ほしいレベルが5点くらいな根回し上手に
見えますね。徳川の不信を買った要因は
支倉焼きを勝手に海外に売ったことですかね(笑)

コメントへの返答
2016年12月19日 23:50
おばんです。

今回の大河では、ずんだ餅の

宣伝大使の様でしたが、徳川政権下

では、各大名の遺児を引き受ける等

危険分子とみなされても仕方ないかも

知れませんねっ

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