本日の仙台は
昨日から続く
雨降りの一日
明日の天候が・・・
気になる処ですが・・・
乾燥が続き、山火事も多く
田植えも本格的に始まっているので
雨もほどほどに必要なのかな・・・
さて・・・先月、仙台市内中心部の勾当台公園にて
開催された
2017 Historic&Classic Car Meeting in SENDAI
会場の一角に、2年ぶりに
大変に貴重な車両が展示されました。
VW typ 82 Kübelwagen <1942(昭和17)年製>
こちらの、車両については、2年前にも
ブログにて紹介しておりますが・・・
2015 Historic&Classic Car Mee ...
この様な、車両が車のイベントに展示されることは
稀なことで、しかも、レプリカではなく
オリジナルのキューベルワーゲンを
東北の地で拝見できる事は、非常に貴重な体験です。
キューベルワーゲンTYP82は、
1938年陸軍兵器局の要請に応じて
開発された「VW Type 1」 の先行開発車
「KdF Volkswagen 」がベースとなり生産された後輪駆動車
量産は1940年から開始され
10万台の製造が指示されました。
エンジンは、排気量985cc、出力23.5馬力
空冷のため冷却水やラジエターが不要で、
戦場における、劣悪な環境下でも
取り扱いの面倒な不凍液を必要としなかったことや
ウィリスMBのように四輪駆動でないものの
ボディが軽量であるため登坂・走行性能に優れ
床の高さとリアエンジンならではの
駆動輪荷重の大きさから
不整地走破性も良好だった為
寒冷地でも酷暑でも高い耐久性を発揮
操作性や整備性からキューベルワーゲンは
戦場では兵士に歓迎され、軍馬代わりとして、
ドイツ軍で多数使用されました。
それまで、機甲師団の機械化において
主軸であったサイドカーよりも
実用性が高かったとされており
終戦までに、52,000台製造されたキューベルワーゲンは
小型軍用車の元祖と言えるかもしれません。
また・・・1941年に試作された
四輪駆動ヴァージョンのTyp 87に採用された
クランクシャフトを使用のポルシェ製1,086 ccエンジンは
戦後、排気量が拡大されPorsche 356 に
採用されることになります。
しかしながら・・・70年以上も前の軍用車を、
素晴らしいコンディションで保存されている
オーナーさんの熱意には・・・脱帽ですねっ
そういえば・・・そのうち造ろうと思ったままの
ESCI(エッシー)社の1/9スケールの
キューベルワーゲンTYP82
長くストックしたままですが・・・・
(-ω-;)ウーン
どうしたものか・・・・
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ヒストリック&クラシックカーミーティングイン仙台 | クルマ
Posted at
2017/05/14 22:31:15