
後の'80年代アイドルシーンの雛形として
1980年デビュー組と呼ばれるアイドルは
アイドル黄金期の幕開けを飾る
新しい存在感を提示して行くモデルとして
世の中の動向も輝きを増す1980年代へ突入して行くのですが
河合奈保子さんが、デビュー当時から
アイドル的可愛らしさと圧倒的な歌唱力
併せ持つ存在であったことは
誰もが認める事で、あると思っております。
様々なメディアが発達した現在は
○○アイドルの様な分業化されており
気軽に「会いに行けるアイドル」も存在します。
しかし・・・1980年代は当然ながら・・・
スマホもなければ、インターネット環境も整ってはおらず、
雲の上の憧れの存在でした。
その中で、音楽メディアやラジオ・TVの歌番組と共に
ファンとの距離を縮める役割を果たしたのが
毎月発売される、月刊誌や
写真集に代表される紙媒体の存在でした。
河合奈保子さんも数多くの写真集を出されていますが
本日は、「そよ風のメッセージ」(1981年6月26日)の出版された日
という事もあり、今は無き「音楽専科社」が出版した
写真集とパンフレットの表紙をご紹介させていただきます。
〇 そよ風のメッセージ(1981年6月26日)
〇 ほほえみステップ(1982年3月27日発行)
〇 チェリーピンクのプチハート(1983年2月23日発行)
〇 らすと・ぷれりゅうど(1984年1月20日発行)
〇 LOVELY SUMMER(1985年7月6日発行)
〇 Sunshine Venus(1986年3月25日発行)
ここからの3冊は、コンサート会場や
ファンクラブで販売された、奈保子さんの所属事務所の芸映と
音楽専科社の企画パンフレット(コンサートパンフレットとは違います)
首都圏や大都市圏でなかった地方住民の
当方にとっては、こうした、紙媒体においてのインタビューや
ラジオ・TVの出演情報は、今よりもまして貴重な情報であり
新曲発売などが発表されれば・・・それは発売日まで
待ち遠しい日々を過ごすのでありました。
現代は、確かに手近な情報だけで
様々な情報を得ることのできる時代です
雑誌(紙媒体)の衰退が言われる中
昨年は奈保子さんの写真集『再会の夏』(マガジンハウス)
DVD、「河合奈保子ライブ・ベスト~けんかをやめて~」に
大きな反響がありました。
この事は、アイドル時代の河合奈保子さんに対しての
魅力と、音楽に対しての評価が、大変高かったことの表れで
先日、
NAOKO FAN MEETING にてリリースのあった
NAOKO FAN MEETING|3枚組DVD『河合奈保子 プレミアムコレクション
河合奈保子 ゴールデン☆ベスト[UHQCD ... - 日本コロムビア
の発売で、多くの皆様に、アイドルからシンガーソングライター(アーティスト)へ
奈保子さんの辿った道筋を知っていただければと思っています。
アイドルは、偶像からきている言葉ですが
ある意味無いものねだりの要素があるように思えます。
80 年代までのアイドルは、その存在が虚像で
スキャンダルとは無縁の「建設的」アイドルが生み出され
ファンとの間には、一定の距離間がありました。
応援するファンもまた、半ば自覚的に虚像のアイドルを
支持していた時代と言えるかもしれません。
ここ最近の、ニュースを見るにつけ、
ファンとの距離が余りにも近くなってしまったアイドルと
バーチャルリアリティから抜けられないファンが多いからなのか
様々な事件が起きやすくなっているように思えます。
という事で・・・本日は
「夏のヒロイン」 みろくの里(合宿)中継
菅原洋一さんと「VAYA CON DIOS」から
「LA BAMBA 」「QUIEN SERA」
そして・・・「SOMETHING」を・・・
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河合奈保子さん | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2017/06/26 22:27:03