
連休も・・・
いよいよ最終日となりました。
ここ2日は・・・河合奈保子さんの
新春コンサートを話題に書きました。
昭和世代には、コンサートと言えば・・・紙テープ
1970~1980年代会場が色とりどりの
紙テープで埋め尽くされたコンサートは
普通に行われていましたねっ
ひっきりなしに飛びかい、ステージ上を埋め尽くさんばかりに
投げ込まれる紙テープの海・・・
バラード等のしっとりとした曲の際に投げ込まれる紙テープは・・・
迷惑この上ありませんが・・・
当時、コンサートへ行けば・・・
「うわぁ、コンサートってすごいんだなぁ」と感動したのであります。
奈保子さんのコンサートでもEASTのライブ等を観れば
お分かりの様に、数千本の紙テープが舞う応援スタイルは、時代のトレンドでもあり
出演者との一体感を感じる象徴として、当然の行為の様に行われていました。
地方で行われる新曲のプロモーション等でも投げられていましたので、
当方も仲間たちと大量の紙テープをスポーツバッグに詰めて
事前に芯抜き(これは重要な行為)をして会場へ向かった
若かりし頃の思い出があります。
この・・・紙テープが登場したのは、1915年の事、
パナマ運河開通記念に太平洋側で開かれた
サンフランシスコ万博で日本の業者が、
梱包や輸送の際に品物の間に詰める緩衝材と
ラッピングのアクセントに使用するも商品として出品します。
しかし・・・まったく売なかったので
サンフランシスコで商売をしていた日本人が
港には万博のため世界各地から外国航路の優雅な客船を
見物や見送りに来る人の前で、紙テープの箱を積み上げて、
テープを風になびかせて見せ・・・
「さて、皆さん、このテープで別れの握手をしませんか」と言って
販売し大ヒット商品になった事が始まりとされています。
では・・紙テープが、「紙テープ投げ」と称し、応援などの
演出に盛んに用いられのでしょう?
1955年エルヴィス・プレスリーのRCA移籍
第一弾「ハートブレイク・ホテル」が全米No.1ヒットとなり、
一大センセーションを巻き起こすと、もの凄い勢いで世界中に伝播し、
日本でもロカビリーブームが、起こります
この時に、ファンが客席から無数の紙テープを舞台に投げ熱狂する事に
始まったとのが「紙テープ投げ」の起源とされているようです。
この時から始まり1980年代までこの流れは続きますが・・・
ともすれば・・・紙テープに足を取られたり
はたまた・・・顔面を直撃すれば失明する危険性もある
紙テープですので、主催者側は、出演者に対してテープのよけ方等を
レクチャーしたり、スタッフが迅速に回収するなどの対策が練られてはいました。
(奈保子さんのEASTライブでも年を追うごとに紙テープの捌き方がお上手になって行きます)
また・・・テープの投げ方にもコツがあって
テープは芯を抜き、内側の端を持って投げます。こうすると、途中で切れにくくなり
内側からスムーズにほどけていくので、きれいな弧を描いて飛んでいきます。
但し・・・硬い芯を抜くことにより、致命傷は避けられる確率はあるものの
露出した衣装を着ている場合も多いコンサート・・・
顔や手足に切り傷を負わせてしまう場合もあるので、今考えれば・・・
危険な行為であったことは否定できません。
この様な事から・・・紙テープ被害が、マスコミにいくつか報道されてからは
1980年代中盤以降コンサートでの紙テープ投げる行為は、自粛・禁止となり
時代の数世で、応援スタイルは変遷し、殆ど全面禁止になっています。
今・・・現在は、見かけることのない
この紙テープ、現在の若い方が見ると
何故?紙テープ???の様で・・・こんなご意見も・・・。
メロンちゃん (@kawaiinaoko22) | Twitter
紙テープがライブを盛り上げるのはわかるけど、やっぱり万が一顔とか、ましてや
目なんかに当たったらと思うとね…安全第一とか言っても当たらない保証はないし。
だから禁止されたんでしょ?無くなって良かったとわたしは思うけどね。
他に盛り上げる方法いくらでもあるし
(・_・D フムフム
その通り!解らないでもないし
危険な行為である事は理解しております。
現在では・・・ペンライトやうちわ等が、一般的となっていますが
今では100均で買えるペンライトは当時は存在せず
うちわもコンサートの大切なお宝でしたので
何でもTPOに合わせたものが揃う現在とは違い、
特に地方ファンの応援アイテムには・・・なりえなかった等・・・
多少、バックボーンの違いを、ご理解いただきたいな~と・・・思う・・・
昭和世代であります。
という事で・・・今宵の奈保子さん動画は・・・
紙テープが乱れ飛ぶ、EASTコンサート映像より
「エスカレーション」
「GT天国」
「大きな森の小さなお家」を・・・
#NAOKOfanmeeting
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河合奈保子さん | 日記
Posted at
2019/01/07 00:17:24