
超大型連休となった
令和元年のGWですが・・・
気付けば・・・今日を含めて
あと二日・・・になってしまいました😢
昨夜は・・・と・・・言うか
本日早朝まで・・・と言うべきか・・・
NHK総合にて再放送された・・・
「竹内まりや Music&Life ~40年をめぐる旅」
「今夜はカバーで名曲を ~The Covers 大名曲選~」を
観てしまったので・・・
遅めの起床となりました・・・お寝坊ですね・・・
こんなことが出来るのも残りわずか・・・となってしまいました。
「竹内まりや Music&Life ~40年をめぐる旅」では
スウェーデンでの、音楽制作現場が収録されておりましたが
今では、当たり前のようになっている海外録音
日本ミュージシャン達が・・・続々と海外でのレコーディングを
開始したのは、1970年代中盤~1980年代の事
特に「L.A.録音」という言葉は・・・
当時のアルバムコピーに頻繁に登場していました。
L.A.録音は、潤沢となってきた、ジャパンマネーを
海外の一流ミュージシャン達につぎ込む事の出来た
象徴みたいなもので良い時代でもありました。
最近・・・-196℃ ストロングゼロ〈瞬感シリーズ〉 CMの
バックに流れている「マイ・ピュア・レディ」
このCMでは、ご本人の歌唱ではありませんが
元々、この曲は、尾崎亜美さんが1977年リリースした
3rdシングルで、資生堂のCMに起用された事から、大ヒットした曲です。
この時、モデルを務めたのが・・・小林麻美さんでした。
1972年に「初恋のメロディー」で歌手デビューした
小林麻美さんですが、気だるそうに歌う、アンニュイな雰囲気は
一般的にくけ入れられず、モデルの世界へ
後にリリースした、カバー曲「雨音はショパンの調べ」が、
1984年に大ヒット、ご結婚を機に芸能活動からは、引退されていましたが
2016年にファッション誌「Kunel9月号」の表紙撮影および
新連載を開始して25年ぶりに芸能活動を再開されております。
車がお好きな方の、この時期のイメージは
やはり・・・このCM・・・スズキ アルト でしょうかねっ♪
話を・・・尾崎亜美さんに戻しましょう
1976年に「冥想」でデビューした尾崎亜美さん
シンガーとしてはもちろん、80年代以降は
数々のアーティスト、アイドルに楽曲を提供する
ソングライターとしても大活躍。
杏里さんの「オリビアを聴きながら」、
高橋真梨子さんの「あなたの空を翔びたい」など、
数々のヒット曲を世に送り出しております。
この・・・尾崎亜美さんが、L.A.録音作品として
1981年5月5日にリリースしたアルバムが『HOT BABY』
作詞・作曲は全曲 “尾崎亜美”さん自身によるものでが、
音楽ユニットAir Playのメンバーであるデイヴィッド・フォスターと
ジェイ・グレイドン、TOTOのギタリスト・スティーヴ・ルカサー、
ドラマーのジェフ・ポーカロなどの一流ミュージシャンを
バックに、録音されました。
Air Play+TOTOという組み合わせですので
この時期の日本の音楽シーンに大きく影響を与えた作品として
洋楽AORファンにも、よく知られた一枚です。
【収録曲】(2013年10月16日発売 紙ジャケ 高音質CD)
1. Love Is Easy
作詞:尾崎亜美/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
2. 身体に残るワイン
作詞:尾崎亜美/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
3. キャッツ アイ
作詞:尾崎亜美/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
4. 限りない憎しみの果てに ~花が咲いたよ~
作詞:尾崎亜美/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
5. Angela
作詞:尾崎亜美/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster & T.KEANE
6. Prism Train
作詞:尾崎亜美/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
7. Wanderer In Love
作詞:尾崎亜美/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster & T.KEANE
8. 蒼夜曲~セレナーデ
作詞:尾崎亜美/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
9. 蒼夜曲~セレナーデ(シングル・ヴァージョン)
作詞:尾崎亜美/作曲:尾崎亜美/編曲:尾崎亜美
10. My Shiny Town(シングル・カップリング)
作詞:尾崎亜美/作曲:尾崎亜美/編曲:尾崎亜美
そして・・・続けてデイヴィッド・フォスターが、担当した作品が
1981年12月5日リリースの『AIR KISS』
【収録曲】(2013年10月16日発売 紙ジャケ 高音質CD)
1. Deep
作詞/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
2. グラスのルージュ
作詞/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
3. Foggy Night
作詞/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
4. 銀幕の恋人
作詞/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
5. 純情
作詞/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
6. Flash Back
作詞/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
7. ハートの色は海の色
作詞/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
8. Just Once Again
作詞/作曲:尾崎亜美/編曲:David Foster
9. SWEET CHRISTMAS SONG(シングル・カップリング)
作詞:尾崎亜美/作曲:尾崎亜美/編曲:尾崎亜美
10. Deep(シングル・ヴァージョン)
作詞:尾崎亜美/作曲:尾崎亜美/編曲:尾崎亜美
11. 海(女)~空(男)へ(シングル・カップリング)
作詞:尾崎亜美/作曲:尾崎亜美/編曲:尾崎亜美
こちらは・・・L.A.録音ではありませんが
マイケル・ランドウ(g)、マイク・ベアード(ds)、
デイヴィッド・フォスター(k, b)を日本に招いて、国内で録音されています。
この2作品共に、楽曲のレベルの高さは言うまでもありませんが、
洗練された尾崎亜美のヴォーカルのソウルフルな魅力が、
これ以上ないほど引き出されていますので、ご興味のある人は
2013年にHQCD(高音質CD)として再発されておりますので、
是非お手に取って聴いて頂きたい作品です。
さて・・・1970年代後半~80年代の日本のミュージックシーンの
数多くの影響を与えたAir Play+TOTOの面々が携わった
河合奈保子さんのアルバム作品と言えば・・・
1984年8月28日リリースの
「Daydream Coast」と・・・
1985年12月12日リリースの
「9 1/2 NINE HALF」になりますが
芸映と日本コロムビアが、いくら潤沢な資金があったとはいえ
やはり、奈保子さんが、それまで様々な音楽を歌い熟してきた実力と
音楽に対しての適応能力があったからこそレコード会社も
海外録音を敢行し、AOR系アーティスト達と本格的なAOR音楽の
制作に了承が出たように思えてなりません。
1980年代のキラめいていたL.Aサウンドを
奈保子さんが、メロウでさわやかなに歌い上げるこれらのアルバムは
これぞまさしくAOR!シティ・ポップスに仕上がっており
「1家に1枚」と言ってもおかしくないアルバム作品であります。
多くの方に楽曲を提供されていた、尾崎亜美さんですが
河合奈保子さんへの提供曲は、意外に少なくて
1983年7月24日発売「It's a Beautiful Day」収録された
◆Birthday Night
作詞・尾崎亜美 作曲・尾崎亜美 編曲・鷺巣詩郎
1984年3月1日発売 シングル作品
◆微風のメロディー
作詞・尾崎亜美 作曲・尾崎亜美 編曲・大村雅朗
◆プリズム・ムーン
作詞・尾崎亜美 作曲・尾崎亜美 編曲・大村雅朗
の3曲です・・・
2017年1月18日に放送されたラジオ番組「金曜ブラボー。」に
出演された、尾崎亜美さんのお話によれば
・レコーディングの時間が楽しかった。
・私がサジェスチョンをすると、私の言葉をちゃんと自分なりに
すぐに咀嚼して、すごく素敵に返ってくる。
・頭のすごくいい人で、それで後々自分でも曲を書かれたり、
ピアノもお上手だったり...ほんとにアーティストって感じ
・こんな曲なんだよっていうことを話しても、ちゃんとわかって歌ってくれ
曲を愛し、理解してくれてっていう人にめぐりあえるた事が嬉しい
・アイドルだったとは思うけど、私の中ではすごいアーティストっていう感じ
と述べられており
番組ブログにおいても以下の内容が記載されております。
★「こだわりの歌姫」
・河合奈保子さん「微風のメロディー」(1984年)
⇒作詞・作曲:尾崎亜美/編曲:大村雅朗
「歌がうまいだけでなく性格も大好きだったのでレコーディングが
楽しみでした。一度飼っていた犬を預けることができなくなってしまったことがあり、
申し訳ないなぁと思いつつスタジオに連れて行ったのですが、
なんとスタジオに置いてある植木に粗相をしてしまったのでした。
そんな時にもいや な顔ひとつせず、優しく抱っこして頂きました。
彼女はアイドルというよりも『アーティスト』という感じでした。
わたしの アドバイスを咀嚼して自分の歌として素敵に表現してくれました」
尾崎亜美さんの楽曲は、奈保子さんにとても合った曲ですし
「オリビアを聴きながら」や「あなたの空を翔びたい」を
歌唱される奈保子さんを拝見すると・・・
尾崎亜美さん作品でアルバム作品を1枚
聴いてみたかったですねっ♪
という事で・・・今宵の奈保子さん動画は・・・
尾崎亜美さん河合奈保子さんへの提供曲
「Birthday Night」
「微風のメロディー」
「プリズム・ムーン」を・・・