
朝から春らしい日差しが届いています。
今日は・・・2022年3月11日(金)
未曾有の自然災害をもたらした
東日本大震災から11年になります。
まずは・・・震災でお亡くなりになられた方に、
心よりご冥福をお祈りいたします・・・
10年ひと昔と言いますが・・・
昨年で、政府の追悼式も終わりとなり
もう・・・11年が過ぎたのか・・・
まだ11年しか経っていないのか・・・
でも・・・この震災からの復興の営みは続きますし
まして・・・原発の廃炉作業を抱えた福島の復興は・・・いまだ道半ばです。
この二年間は世界中がコロナという未曾有の災害に向き合い、
今は・・・ロシア政府によるウクライナ侵攻の危機に世界が直面しています。
連日、テレビニュースや新聞・インターネットニュースSNSなどでも報じら
とても悲しい現実が、日々届きます。
東日本大震災の際に「絆」という言葉が流行しました
ウクライナもロシアも11年前、未曽有の災害に見舞われた
我が国に多大な支援を行ってくれた国
特にウクライナの人々は、チェルノブイリ事故の経験から
一時期EU等に同調した禁輸措置があったものの、震災直後から
原発事故への対応支援を専門家を派遣するなど親身になって原発事故後の
輸出再開に向けた安全性検証を行ってくれており・・・
ロシアも国内外で豊富な経験をもつ非常事態省の救援チームが二度にわたり
派遣され、隊員156名が宮城県石巻市周辺で支援、個人の被ばく量を測定する
個人線量計400個と、マスク5000個を提供する等の手を回してくれました。
あの時「絆」を通して国際社会が見せてくれた熱い心が薄れて
ウクライナからは、市民が犠牲になったニュースが流れてきます。
これは、自然災害ではなく、人間が起こしている事です。
ロシア悪、ウクライナ善といった単純構図は、コロナ蔓延以上に
不気味な感じがします。東日本大震災の原発事故の時・・・
コロナ禍と事あるごとに、トンデモな発想を持つ人が湧き出てきます。
戦争の悲惨さを痛感する事は、人として人間として・・・
こんなことが許されるのかと憤りを覚えますが、ロシア人個人を迫害する人は、
最近のコロナ禍の欧米で東洋人が迫害されたことと同じ事・・・
日本人は熱しやすく冷めやすい民族とされていますが
「絆」の気持ちは常に心のなかにしまっておきながら・・・
東日本大震災の記憶と教訓を常に意識して復興状況を見守るとともに
小さな力でも何ができるのかを常に考え続けていきたいと思います。
Posted at 2022/03/11 13:54:19 | |
トラックバック(0) |
東日本大震災 | 日記