
今回の「みんなでしあわせになるまつり 2009」に、一台の車の展示がありました。
1968年~世界一周に挑んだ「ベレット1600GT」です。
1968年9月、1台のいすゞベレット1600GTが横浜港を出航、オーナー名は小林捷成
この当時ベレットは、垢抜けたデザインとパワフルな走りが、若者からの支持を得ており
人気車種で小林氏も、そんな若者の一人であったのでしょう。
しかし、彼は常識はずれの行動をこのベレGで行います。それは世界一周・・・・・
今でも、自家用車を海外に持ち出して運行するには、輸入承認証を始め、パーツリスト、カルネナンバー、国際免許、グリーンカード、その他etc・・・・
凄く面倒な手続きが必要ですが、その当時であればなお更だったと思います。
9月11日横浜出航し、ハワイを経てサンフランシスコに到着。
それから、メキシコ、中南米諸国・・・強盗に遭遇、アメリカで一年間資金稼ぎののアルバイト。
北米カナダ~ヨーロッパ東欧諸国~北アフリカではトラックに追突され後部ボディー破損・・・ナドナド
様々な経験1968年の世界は、情報社会の現代とはまったく違い
不便も多いことだったと想像しますが、この様な小林氏の行動力には脱帽してしまいます。
様々な経験をして、ベレットGTで世界16万キロを駆けた、小林捷成・・・
訪問した国々を描いたボンネットは当時のままで勲章にも思えます。
そしてこのような方が仙台に在住されている事はまことに誇りであります。
ご本人は、とっても気さくな方で色々お話いただきました。
またお会いしたいです。ありがとうございました♪
※小林捷成氏については文芸社発行(定価1000円)の
「ベレットGTと世界を駆ける」を一読してみてください。
Posted at 2009/09/14 22:43:18 | |
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