
じめじめとした季節が続いていますね~
こんな天候が毎日だと憂鬱になることもあるはず、
ただ梅雨だからこそ、梅雨の季節限定の楽しみもあるんですよね。
この時期の美しいものと言えば紫陽花です!!
至る所で、紫陽花の花が咲いていて
思わず立ち止まり、見入ってしまいます・・・
青系の紫陽花はを見ていると気分がスッキリとして落ち着き、
ピンク系なら何となく明るい気分に・・・・
この花が、日本人の琴線にふれるのは、
日本が原産の花だからかもしれません
長崎出島のオランダ商館医「フランツ・フォン・シーボルト」
紫陽花に魅せられてその苗を西洋に持ち帰り、広めた人物です。
1823年に来日し1829年までの約6年間、日本に滞在しました。
日本に西洋医学を教える一方、彼らの力を借りて密かに日本の植物や
風景、風俗、習慣などあらゆる分野の調査を行いました。
シーボルトが帰国後に著した「日本植物誌」には、
川原慶賀など日本人絵師らによる
美しく精密な植物画が収められています。
その中の青色の紫陽花にシーボルトは「ヒドランゲア・オタクサ」と命名しました。
オタクサとは、シーボルトが愛した女性で、「おタキさん」と呼ばれた楠本滝
の名から付けられたとされています。
西洋の広範な知識を通じて、日本の近代化に大きな貢献をしたシーボルト。
彼はドイツ人でありながら、オランダのライデンに留まり、日本学の祖として
研究活動を行いました。また、日本の開国へ向けてのアドバイスをアメリカの
ペリー提督へ送っています。
鎖国の間も日本との繋がりがあったオランダ、
いよいよ無敵艦隊スペインとの
サッカーワールドカップの決勝がはじまろうとしています・・・
Posted at 2010/07/09 22:16:46 | |
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