
エコカーだなんだと叫ばれる今日この頃ですが
マッスルカーと呼ばれる車に魅力を感じる方は
少なくないと思います。
そういう当方もその一人なのですが・・・・
市内に、レストア中の一台を発見!!
真紅のボディの「ダッヂ チャレンジャー」です。
フラットなボンネットと丸型四灯ヘッドライトが特徴の
「ダッジ・チャレンジャー」のデビューは1970年。
米国若者に大人気だった小型のスポーティカー、
いわゆるポニーカーというジャンルに括られるクルマです
ポニーカーは1964年のフォード・ムスタングが元祖
初年度だけで41万台、その後の2年間で100万台を販売する
大ヒットを記録そのヒットを反映して1967年にシボレー・カマロや
ポンティアック・ファイアーバードなどが登場します。
クライスラーはこの流れに遅れ
1970年に市場に投入されたモデルが「ダッヂ チャレンジャー」と
プリマス・バラクーダです。
しかしながら、この時期ポニーカーの人気も陰りを見せ始め
結局「ダッヂ チャレンジャー 」はデビューのタイミングを逸したことに加え、
オイルショックやマスキー法の制定にも大きく左右され、ムスタングやカマロの様な
大ヒット作には至らず1974年モデルを最後に生産を終了他の大排気量・高出力の
米国車も同様に次々と牙を抜かれていき、次第に魅力を失ってゆくこととなります。
その為、「ダッヂ チャレンジャー」も1978年に登場した2代目は
当時提携関係にあった三菱・ギャランΛを投入しています。
「ダッヂ チャレンジャー」言えば、デンバー=カリフォルニア間を車で、
平均時速200 キロという狂ったスピードでつっ走ろうとする男と、
これを捕えんとする警察車両を描いた1971年公開のアメリカ映画
「バニシングポイント」を忘れてはいけません・・・・
Posted at 2010/08/01 23:42:31 | |
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