
本日は11月7日は立冬
季節は冬へまっしぐらです。
さて・・・・もう一つ
勝手な語呂合わせで
お解かりかとは思いますが
117クーペの日です~♪
我が家のクーペは車検・整備中ですが・・・・
117クーペについては、各所で詳しく説明されているので
ここであらためて説明する内容などありませんが・・・・
少しばかり・・・・
117クーペの原型である「いすゞ・117スポルト」は
1966年のジュネーヴ・モーターショーで発表され、
他車と一線を隔したギア時代のジウジアーロ氏がデザインの
洗練度や気品は世界的に高評価を受け、
イタリア国際自動車デザイン・ビエンナーレにおいて、見事名誉大賞を受賞。
この「いすゞ・117スポルト」のスタイルを、
ほぼ忠実に市販車ベースで2年後に登場するのが
117クーペの初期型(ハンドメイド)です。
しかしながら、生産工程に膨大な手間が掛かる117クーペは、月産わずか50台、
価格も当時172万円と通常の乗用車の3倍近い価格(軽自動車と比較すると4~5倍の高価格)は、
一般庶民には高嶺の花で、1973年の量産体制移行まで続く事になります。
当初備えられた直列4気筒DOHCエンジンは、120ps最高速200km/hの高性能を誇こり1970年11月に発売された117クーペECには、国産車で初めてとなるボッシュ製ECGI(電子制御式燃料噴射装置)が装着されるなど、技術的にも国産車両の中でもエポックメイキングな一台を確立
1977年にマイナーチェンジ以降も、1978年末には、2リッターエンジンを搭載するスターシリーズを追加し2.2リッターのディーゼルエンジン搭載車や、内外装を専用化したXCジウジアーロもラインナップしながら後継の「PIAZZA」の登場まで永くいすゞのフラッグシップを勤める事になります。
いすゞの車内事情もありますが、モデルチェンジの激しい国産車の中で
フルモデルチェンジをすることなく終焉を迎えた117クーペは
異例の長期モデルとして永く愛され、現在もオーナーに大切に乗られている
この稀有な存在は、やはり名車の一台と言って良いでしょう。
Posted at 2012/11/08 02:07:45 | |
トラックバック(0) |
117クーペ | クルマ