
せり なずな
ごぎょう はこべら ほとけのざ
すずな、すずしろ
これぞ七草
平安時代に「四辻の左大臣」が詠んだ
この歌・・・・春の七草・・・
と言えば・・・・・
そう・・・本日は、七草粥を食す日
人日の節句であります。
七草を食べて、邪気を払い一年の無病息災を祈るこの行事
日本では古くから1月7日には若菜摘みをする風習があり
平安時代には、七草の入った汁物を食べていたようですが、
後にお粥にかわり江戸時代には、庶民にも七草の節句として
定着したそうです。
百人一首より・・・・
「君がため 春の野に出でて 若菜つむ 我が衣手に 雪は降りつつ」
光孝天皇
(今日は七草 あなたのために 若菜を摘みに来ました 早春の野雪が
私の袖の上で 楽しそうに遊んでいます 今年も お健やかで ありますように)
現代語訳:千絵崇石
お腹にも負担をあまりかけない七草粥は、
松の内最後の日に体に優しい食べ物を
食べるのは、やはり理にかなった健康にも良い食べ物かも・・・・
付け合せには・・・京漬物のなかでも代表的な千枚漬を頂きました
そういえば千枚漬の蕪(かぶ)も七草の一つ菘 (すずな)ですね♪
【千枚漬の作り方】
材料(聖護院かぶ(正味)1kg・塩17.5g・酢125cc・砂糖60g・みりん75cc・昆布適量・とうがらし適量)
(1)聖護院かぶをスライスする。
(2) (1)に塩をふり、重しをして24時間漬け込む。
(3)酢・砂糖・みりんを鍋に入れ、砂糖が溶ける程度に温める。
(4)桶に漬物用のビニールを入れ、昆布・とうがらしとスライスしたかぶとを交互に重ねる。
(5)冷ました(3)を(4)にかけてビニール袋の口をくくり、重しをのせて一晩漬ける。
(6)重しを取り除き、2日間漬ける。
Posted at 2013/01/07 23:02:39 | |
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