
朝の出勤時・・・
当方の横を、聞きなれない
エンジン音とともに軽快にすり抜けてゆく
ちょっと変わったスポーティーな三輪車両
ボンド・バグ (Bond・Bug)に出会いました~
今年の4月に開催された
「2013 Historic&Classic Car Meeting in SENDAI」
にもエントリーのあったこの車
イギリスの3ホイーラーメーカーボンド・カーズが
1970年に登場させたユニークなスタイリングの前1輪、後ろ2輪の3ホイーラー。
性格的には2座のシティコミューターですが、メーカーでは
若者向けの新種のファンカーと称して販売を展開しました。
全長2794mm、全幅1397mm、全高1270mm
当時の国産軽自動車よりひとまわり小さく、
2本のボックスセクションのスチールメンバーを基本とする
簡潔なフレームに載ったウェッジシェイプのFRPボディは、
リライアント全車を手掛けているオーグル・デザイン・スタジオによるもので
ベーシックモデルを除きキャノピー部分が前ヒンジで大きく開く構造
フロントに積まれて後輪を駆動するエンジンは、リライアント・レベル/リーガルのものを流用
ヘッド/ブロック/クランクケースともアルミダイキャスト製の直4OHV700cc。
圧縮比の差で2種のチューンがあり、ベーシックな700とデラックス版の700Eは29PS、
最高級版の700ESは31PSを発揮、自重がわずか400kgの軽量の為
700ESの最高速120km/hに達し、0-400mを22秒以下で走り切っています。
しかしながら、この当時ベーシックなミニよりも高価なボンド・バグ (Bond・Bug)は
堅い乗り心地と粗雑なフィニッシュで評判を落とし、73年には生産が中止
その後ボンド・カーズは、同じ3ホイラーメーカーのリライアントの傘下に入ることに
なります。
リライアント・リアルト(Reliant Rialto )
Posted at 2013/07/24 00:05:42 | |
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