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「七草たたき七たたき、唐土（とうど）の鳥が
日本の土地へ渡らぬ先になずなななくさ・・・」

地方により多少の違いがあるものの

農作物に害虫・疫病が流行しないよう害鳥を追い払う風習

「鳥追い」の名残が感じられる

こんな歌詞を口ずさみながら作られる七草粥

お嫌いな方も、多いかもしれませんが



仙台雑煮に



あんこ餅



そして・・・のり餅と・・・

我が家では毎年、正月からお餅が食卓のメインの為

松の内の 最後の日である1月7日に、このやさしい食物を

頂くと、なんとなくホッとします。

胃腸を休め、新年の一年間が無病息災でいられるよう

音を立てて害鳥を追い払うように、

邪気や厄病を追い払うという

農耕民族の儀式的な意味合いが

込められているのかもしれません。



●七草粥レシピ

①すずしろ(大根)、すずな(かぶ)は小さめの角切りに、他の七草はザク切りにする。

② 米はさっと洗って鍋に入れ、水・塩を加えて中火にかけ、沸騰してきたら弱火にし、
　 絶えずかき混ぜながら15分ほど煮る。

③ 米がやわらかくなり、とろみがついたら塩少々で味をととのえ、
　　すずしろ(大根)・すずな(かぶ)を加えて好みのかたさまで煮て
　　他の七草を加えてひと煮する。

※春の七草　：せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ