
本日は・・・
多くの方が、UPしている
こちらの話題を取り上げない
訳にも・・・・
米ビッグスリーの一角であるフォード・モーターが、
マツダとの資本提携の解消に次いで・・・
えっ!
日本の自動車市場から撤退する方針という
ニュースが飛び込んでまいりました。
米フォードが日本から完全撤退
年内で輸入販売を停止
米自動車大手フォード・モーターは25日、2016年末までに、日本とインドネシアでの全ての事業から撤退すると発表した。高級車「リンカーン」を含めすべてのフォード車の輸入・販売を停止する。日本国内に52ある販売店のうち、直営店は閉鎖し、他社が運営する店は正規販売の契約を終了する。
フォードは撤退の理由について、「収益性確保に向けた合理的な道筋が立たず、投資に対して十分な利益は見込めないと判断した」と説明した。撤退後も、アフターサービスや部品の交換、保証サービスなどには応じる。業務は他社に委託するとみられる。日本でやっている商品開発は海外に移す。
日本自動車輸入組合によると、フォード日本法人が15年に国内で売った車は4968台で、前年より3・9%増えた。ただ、輸入車全体に占めるシェアは1・51%にとどまる。
フォードは1979年、経営が悪化したマツダに出資。出資比率を33・4%に引き上げ一時経営権を握った。しかし、08年のリーマン・ショックでフォードの経営が悪化し、昨年にすべてのマツダ株式を売却した。
2016/1/26/朝日新聞配信
フォードが日本市場から撤退!?
販売体制、アフターサービスはどうなる?
フォードが日本から撤退するという衝撃的なニュースが流れています。
一部報道によると、2016年内にも正規販売店を閉めて、
日本市場から完全に撤退するという内容になっています。

エクスプローラーやマスタングをはじめ、フォーカス、フィエスタ、「リンカーン」ブランドなど、
個々で見ると個性的で魅力的なモデルが数多く、こうしたフォード車に乗る機会が多い
我々にとってはまさに衝撃的
しかし、ドイツ勢など他の輸入ブランドよりも販売の網は粗めなのは確かで、どこで買えるの? 正規ディーラーが遠いなどの理由で足が遠のくというケースもあったでしょう。
JAIA(日本自動車輸入組合)の統計によると、2015年のフォードは日本で4968台を登録し、前年比で103.9%、シェアは1.51%となっています。
販売台数は年間5000台に満たないとはいえ、長年のファンを得ているのも間違いないフォード。

一部報道によると、撤退理由のひとつに中国に注力するというものも含まれていますが、昨年は111万台超と新記録を記録したそうです。これだけの差となると、グローバルで見ると日本市場の評価も理解できますが……。
こちらも一部報道によると、気になる今後のアフターサービスなどは続けられるそうですが、正式決定だとすると残念です。
2016/1/26/クリッカー配信
Ford Motor Companyと言えば、かのヘンリー・フォード一世が
1903年6月16日に創業した、Big 3の一翼を担う大企業
日露戦争が終結した1905年に車両の輸出が開始され
1925年に「日本フォード」を設立
横浜市の子安にアジア初のフォードの製造工場を開設し、
T型フォードのノックダウン生産が行われました。
戦後もマツダと資本提携し日本でビジネスを共同で
展開する等、日本との繋がりも深かっただけに・・・
残念と言うか・・・寂しい限りです・・・

Posted at 2016/01/26 23:13:58 | |
トラックバック(0) |
雑感 | クルマ