
さて・・・
本日は、古い写真から・・・
この、洋装の女性は・・・
一体、どなた様でしょう?
という処から・・・
NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」
高視聴率をキープしながら
物語は、後半へ向かっておりますが・・・・
先週から、登場の・・・
主人公(白岡 あさ)の一人娘(千代)と
女学校の寄宿舎で同室となり、次第に友人になってゆく
「田村 宜(のぶ)」という・・・
こちらの女学生・・・
歴史上では、 日本初ともいえる
家政学者 「井上 秀」という方
ドラマの中では、今のところ、「日本婦人論」を読み、眼鏡をかけた
頭でっかちなガリ勉系女子といった描かれ方で登場しております。
この 「井上 秀」は、兵庫県春日町山田の出身
1875年(明治8年)に資産家の家に生まれました。
幼いときから利発で知られ10歳の時に
氷上高等小学校へ通い始め
日本で2番目に出来た官立の女学校で
大河ドラマ「八重の桜」で登場した女紅場が前身の
関西でも評判の女学校、京都府立第一江東女学校へ入学
この寄宿舎で、あさの娘(千代)と同室となり
東京で学問を続けたいという秀の
才能を、あさに見出したあさが預かり
あさの秘書を務めます。
やがて開校する日本女子大学校に入学
第一回祖卒業生として卒業し
アメリカのコロンビア大学、シカゴ大学へ留学
家政学や経済学、婦人問題などを研究
帰国後は、母校で教授を務める傍ら
あさが大正3年から行う、前途ある若い女性を集め行った
「夏期勉強会」に参加する等、ブレーンとして活躍
この会には、後に女性参政権獲得運動に尽力する、市川房枝氏や
婦人画報を創刊する、小橋三四子氏そして・・・
朝ドラ「花子とアン」の主人公村岡花子氏も参加しています。
当時、山梨英和女学校で教師をしていた花子は、勉強会においてあさから聞かされた
「小我に固執せず、真我を見つけなさい」
(自分がしたいことだけに固執せず、社会のために為すべきことを見つけなさい)
という言葉に深く感銘を受け、田舎の一教師・花子は作家を志すようになっていきます。
さて・・・田村 宜(井上 秀)は・・・
その後、昭和6年に卒業生初となる日本女子大学の第4代校長に就任
昭和21年まで務め日本の家政学の発展に大きく貢献することになります。
この、田村 宜(井上 秀)を演じているのが
吉岡里帆さん
どっかで見たことあるな・・・と思っていたら
そうそう・・・・
チャットモンチー のPVに出てる娘
なんですね~
今後は、田村 宜(井上 秀)が
どのように活躍していくのか楽しみですね♪
吉岡里帆オフィシャルブログ「なんでもない毎日。」Powered
Posted at 2016/02/16 23:13:47 | |
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