
雨が降り続く
週明け月曜日となりました。
そして・・・飛び込んできたのが
今月7日に・・・
昭和歌謡のヒットメーカーとして知られる
作曲家の筒美京平さんの死去・・・
最近よく耳にする、誤嚥(ごえん)性肺炎との事ですが
かねて自宅で病気療養していたそうです。
さて・・・
昭和時代を生きたあなたなら、筒美京平さんの曲の
一曲や二曲や・・・いや、きっとそれ以上の曲を聴いているはずです!
本日は・・・あらためて
筒美京平さんの偉業を・・・おさらいしてみましょう。
筒美さんはレコード会社勤務を経て、作曲家に。
1969年にいしだあゆみさんの「ブルー・ライト・ヨコハマ」で
日本レコード大賞作曲賞を受賞・・・
尾崎紀世彦さん「また逢う日まで」(1971年)
太田裕美さん「木綿のハンカチーフ」(1975年)
岩崎宏美さん「ロマンス」(1975年)
ジュディ・オング「魅せられて」(1979年)など・・・
80年代に入ると・・・時流に乗ったニューミュージック系と
呼応するかのように・・・作曲の才能をお感なく発揮して
「なんてったってアイドル」小泉今日子さん
「センチメンタル・ジャーニー」松本伊代さん
「卒業」斉藤由貴さん
「あなたを・もっと・知りたくて」薬師丸ひろ子さん
「1986年のマリリン」本田美奈子さん
「WAKU WAKUさせて」中山美穂さん
等々・・・アイドル歌謡の請負人として数多くの提供を行い
あらゆる新素材の魅力を引き出し、職業作曲家としての
健在ぶりを知らしめてくれました。
河合奈保子さんとは、シングルでは・・・
売野雅勇さんとのコンビで、大ヒットとなった
シングル「エスカレーション」(1983年6月1日)から
シングル「刹那の夏」(1986年7月24日)までの期間
アルバムでは、
1983年6月1日リリースの6作目の『スカイ・パーク』より曲の提供が始まり
『スターダスト・ガーデン〜千・年・庭・園〜』(1985年3月5日)まで
当初より、歌唱力に定評のあった奈保子さんへ
アイドル楽曲とは程遠い、ハイグレードな作品群を提供
「ジェラス・トレイン」
それを完全に歌いこなすボーカルへ成長させることで
アイドルから本格的なシンガーとして脱却する橋渡しを行ってくれました。
数々のヒット曲を手掛け、作曲作品の総売り上げ枚数は7500万枚以上
日本の作曲家としては歴代1位。オリコンが集計を開始した1968年から
約半世紀に渡って毎年ヒットチャートに名曲を送り込んだ筒美京平さん・・・
昭和時代は・・・流行歌が流行歌らしい・・・いい時代でした。
その中心にいたのは筒美京平さんと言っても過言ではないでしょう。
という事で・・・今宵の奈保子さん動画は
筒美京平さんが、河合奈保子さんへ提供したアルバム作品の中から・・・
アルバム「スカイ・パーク」より
「アリバイ」
「まどろみスケッチ」
アルバム「さよなら物語 -THE LAST SCENE and AFTER-」
「霧雨の埠頭」
「Paris October~ パリは悲しみに燃え~」
「水の中の蜃気楼」
「人生という名のレヴュー」
「白夜の季節」
「悲しみのコンチェルト」
「海岸道路N2」
「モスクワ・トワイライト」
「ラスト・シーンズ」
アルバム「スターダスト・ガーデン〜千・年・庭・園〜」より
「 暁のスカイパイロット」
「オリエンタル・アイズ」
「八月の水鏡 」
「チャイナタウン・ラプソディ」
「南回帰線」
「永遠のシネマハウス」
「千年庭園」を・・・・
筒美京平さん・・・享年80歳・・・
謹んで、お悔やみ申し上げます。。。。(合掌)
Posted at 2020/10/12 23:12:43 | |
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河合奈保子さん | 音楽/映画/テレビ