
昨日からの雪は、止みましたが
一向に気温が上がらない
一日でした。。。
本日は・・・2月9日
戦後日本の漫画を牽引し
現在の漫画・アニメ文化の礎となった
漫画家の手塚治虫氏の命日にちなんで
「まんだらけ」が制定している「漫画の日」です。
他にも・・・日本漫画家協会と出版社5社が2制定している
「文化の日を記念日とした「まんがの日」
英国の諷刺週刊誌『パンチ』が、日本において刊行された事にちなんだ
7月17日の「漫画の日」があります。
マンガにちなんだ記念日が、年3回あるのは
老若男女問わずマンガ好きの日本らしいですねっ♪
さて・・・
漫画を読むのも、書くのも大好きだった・・・河合奈保子さん
今でも、高い人気を誇る「ルパン三世」シリーズ
映画「ルパン三世 バビロンの黄金伝説」の
主題歌と声優を担当されたのは・・・1985年の事
「デビュー〜Fly Me To Love」と共に初の・・・
両A面シングルとしてリリースされた曲が「MANHATTAN JOKE」でした。
奈保子さん初のシングルオリコンの1位を獲得したこの作品
「デビュー〜Fly Me To Love」は・・・
作詞:売野雅勇さん/作曲:林哲司さん/編曲:鷺巣詩郎さんの布陣
「MANHATTAN JOKE」は・・・作詞を・・・秋元康さん
作曲・編曲:大野雄二さんが・・・担当されました。
作・編曲を担当した大野雄二さんと言えば
70年代前半の「ジャズロック」「クロスオーバー」を継承した音楽で
歴代のルパン三世の音楽を担当されている
日本のジャズピアニストとしても第一人者と知られている御仁ですが
「ルパンIII世クロニクル バビロンの黄金伝説 MUSIC FILE」の
インタビューの中で、奈保子さんについてレコーディングに立ち会った際の
振り返りで・・・
「主題歌の河合奈保子さんですけど、彼女は映画本編に声の出演もしてますよね。彼女を選んだのは僕ではないので、出演と主題歌、どちらが先にきまってそうなったのかよくわからないんです。もちろんレコーディングにも立ち会いましたけど、非常にカンのいい方で、歌も上手かったですよ。当時のアイドル歌手っていうと、「あぁ、もうどうしよう・・・コレ」って思うようなレコーディングも結構多かったんだけど、彼女はそんなことはなかったですね。そもそも、あの「MANHATTAN JOKE」って歌は、かなりトリッキーなリズムで難しい歌ですからね。よく歌いこなしてくれました。」
と・・・かなりの高評価をされております。
大野雄二さん本人も「MANHATTAN JOKE」は
かなりお気に入りの楽曲の様で・・・
大野雄二トリオにてのコンサートやCDなどでも
「MANHATTAN JOKE」を演奏しており
Real Sound(2014.12.10)のインタビューにて
『MANHATTAN JOKE』について・・・・
――TIGERさんを招いた『MANHATTAN JOKE』は、1985年に河合奈保子さんが歌った名曲で、ルパンファンのみならず、歌謡曲ファンの間でも長く聴かれています。もともとAORやフュージョン的なテイストを持った曲ですが、今回のアレンジについてはいかがですか。
大野:1993年に声優の山田康雄さんと作ったアルバム『ルパン三世・Tokyo Transit〜featuring YASUO YAMADA』でやったバージョンなんです。もちろん細かいところは変えてますけど、ポップな4ビートで「こういう感じ」というところは同じ。河合奈保子が歌ってるときはシンセがメインで打ち込み、それにブラスや弦も入ってるけど、これはあくまでLupintic Fiveのアレンジなので、僕がシンセをいっぱい弾いています。Lupintic Five名義の決まりごとは、演奏にほかの人を入れないというだけなので、今回はライブで演奏できる形じゃなくてもいいやと割り切って、ダビングはけっこうやっています(笑)。ブラスもたまに4管(4人編成)にしたりしているんですけど、「うちのメンバーがダビングしてるんだからいいか」と。
——ライブでの再現性にはあまりこだわらなかったと。
大野:再現するのが大事っていうこともあるけど、あえて外すのもけっこう面白いです。そのあたりが、僕がCM音楽などを長年手がけて培ってきたノウハウというか、「無視するところは無視しちゃえばいい」というところ。その時に、どのくらい無視していいかをチョイスするのがセンスです。
——なるほど、ちょうどいいバランスがあるわけですね。
大野:具体的にいうと、聴いてくれた人が「すげえダビングしてるな」と思わない程度なら、やってしまっても構わない。ちょっとお化粧が濃いくらいです。「擬似」なんだけど「ライブっぽいでしょ?」っていうのが大事で、「やっぱりちょっとはトッピングが入っていた方が食べるときおいしいよね」というときに、それを我慢する必要はない。ポピュラーミュージックはそういうセンスが大事なんです。
この様に述べられている通り・・・
当然ジャズ色が濃い目のテイストになっています。
さて・・・「MANHATTAN JOKE」
ジャズシンガーの大野えりさんを迎えた形での
7インチEPアナログシングルとしてリリースされるとの事です。
マンハッタン・ジョーク '92 C/W 炎のたからもの '92 ~ルパン三世
公式HPによれば・・・
<予約>大野雄二と大野えりによる和ジャズ・ヴォーカル極上キラーチューンが初7インチ化!|ニュース&インフォメーション|JAZZ|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net
知る人ぞ知る、和ジャズ・ヴォーカル極上キラーチューン、
初7インチEP化!!
河合奈保子でお馴染みの80'Sアーバン・ブギーの金字塔
“マンハッタン・ジョーク”(映画「ルパン三世-バビロンの黄金伝説」
主題歌。オリコン1位獲得)を、1992年に大野雄二が
再アレンジした企画CDで誕生した極上キラーチューンの初7インチEP化!!
“マンハッタン・ジョーク'92”として生まれ変わった本作は、大野雄二率いる
演奏陣によるスリリングなジャズに乗せトップ・シンガー大野えりが
ファンキーかつ物狂おしい圧倒的な歌唱力で魅せる圧巻の4分10秒。
B面収録の極上和ジャズ・ワルツ曲“炎のたからもの '92”も必聴!!
アートワークも峰不二子を採用するなどコダワリどころ満載の至高のフィジカルに仕上げました。
A/B面ともに、ジャズ、レアグルーヴ、和モノ・フリーク、ego-wrappin'周辺好きにもオススメ!!
との事です・・・
本来であれば・・・奈保子さんのボーカルで
この難しい歌を・・・歌唱して頂きたい処ではありますが・・・
奈保子さんとは一味違うバージョンでの
「MANHATTAN JOKE」を・・・楽しむのも良いかもしれません。
という事で・・・今宵の奈保子さん動画は
得意料理の一つ「和風ハンバーグ」からの・・・
「MANHATTAN JOKE」
「SONG OF BABYLON」
「デビュー~ Fly Me To Love~」を・・・
Posted at 2021/02/09 23:42:34 | |
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河合奈保子さん | 音楽/映画/テレビ