音楽マーケッター・コラムニスト
として知られる臼井 孝さんが
週刊女性プライムにおいて
作詞家の売野雅勇さんへの
インタビュー記事を連載されています。
今回3回目の掲載になりますが
売野雅勇さんといえば
河合奈保子さんのトータルプロデュースも
行われていた方なので、奈保子さんに関してのお話が
出るとは思っておりましたが・・・
先日、この様なタイトルで情報が公開されました。
荻野目洋子と河合奈保子を
ヒットーメーカー・売野雅勇が大絶賛する「納得の理由」
荻野目洋子と河合奈保子をヒットーメーカー・売野雅勇が大絶賛する「納得の理由」 |
週刊女性PRIME (jprime.jp)
奈保子さんに関しての記事に関しまして
以下に抜粋して転載させていただきます。
河合奈保子は「人間ばなれしている」
さらに、“別格で歌のうまい人物”として、売野からは河合奈保子の名前が挙がった。中森明菜や荻野目洋子と同じく'80年代からアイドルとして活躍し、'80年代後半以降はシンガーソングライターとなった河合に対して売野は、『UNバランス』『コントロール』『唇のプライバシー』『デビュー~Fly Me To Love~』『涙のハリウッド』など、11作ものシングルA面の作詞を手がけている。
売野の起用は、筒美京平からのプッシュで決まったそうで、売野雅勇が作詞、筒美京平が作曲を担当した最初のシングル『エスカレーション』は、河合のシングルにおいて最大セールス(オリコン最高3位、累計売り上げ約35万枚)を記録した。また、サビの部分で絶叫スキャットの入る『ジェラス・トレイン』や、全作詞:売野雅勇、全作曲:筒美京平で統一したアルバム『さよなら物語』『スターダスト・ガーデン-千・年・庭・園ー』は、名曲・名盤として、音楽をこよなく愛するリスナーの間でも語り継がれている意欲作だ。
天真爛漫かつ明朗なポップスで一連のヒットを放ってきた彼女に、挑発的な態度を取らせたり、失恋による深い悲哀を歌わせたり、さらには、天使や神の視点での幻想的なシーンを歌わせたりと、売野はそれまでのイメージとは異なる歌詞を多数、提供してきたが、それらはすべて奈保子を信頼していたからだったようだ。
注釈すると、前出の『スターダスト・ガーデン』は、全体としてリゾート・ポップスのような明るい雰囲気に包まれながらも、さまざまな時代の異国での出来事が描かれている。しかも主人公は、その情景を外から見守っているような描写のものが多い。それを売野は“天使のような視点”と表現しているのだろう。アルバムのラストに収録された『千年庭園』での《人は宇宙(コスモス)の花片(はなびら)》という歌詞を何の淀みもなく歌う奈保子は、確かにアイドル歌手の域を超えている。
「河合奈保子ちゃんは歌唱力が圧倒的で、なんでも歌えちゃう。だからこそ、彼女ならではの色が出にくかったのかもしれないけれど、それも彼女の才能だよ。あれだけ歌いあげてもエレガントでいられるなんて、人間ばなれしているよね。だから、彼女には歌謡曲じゃない文芸路線のアルバム(前出の『スターダスト・ガーデン』。'85年3月発売)を書いたんだけど、ああいった天使のような視点を取り入れたものは彼女以外にはできないし、そう簡単に歌いきれない。
このアルバムは当時、さほど評価されなかったのかもしれない。でもその後、耽美な世界をポップスの中で描くことを極めて、やっと実を結んだのが、10年後くらいに中谷美紀さんに書いた一連の作品(『MIND CIRCUS』『砂の果実』『天国より野蛮』など)。奈保子ちゃんと中谷さんは(歌い方や容姿などが)似ていないようでいて、詞の世界観は互いにとても共通しているんだ。2人も、ファンの人たちも、僕の歌詞の世界を愛してくれたしね。だから、成長のキッカケを作ってくれた奈保子ちゃんには、すごく感謝しているよ。最高のシンガーとしてね」
これまでも、臼井 孝さんは・・奈保子さんに関しての
記事を週刊女性プライムに掲載されているので
併せてお読みいただければ幸いです。
河合奈保子、小泉今日子、早見優。'83年に筒美京平さんが3人にかけた“マジック”とは |
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ファンの熱い想いが、ついに結実!
1980年代に、アイドル~シンガーソングライターとして活躍した河合奈保子さん。
1981年におきたステージからの転落事故による入院、療養生活中に綴った心の記録『わたぼうし翔んだ』。
復刊リクエストに多数寄せられた熱い投票(累計288票/2021年6月10日時点)から、2021年夏、新装版として復刊が決定!
可愛らしさと美しさ、歌唱力の高さ、飾らずに優しく気さくで誠実であり続けた河合奈保子さん。
そのデビューから1年余りの1981年10月5日。
18歳のこの日に起きた、リハーサル中のステージからの転落事故により、歌手活動の一時停止を余儀なくされました。
その後、1983年5月に出版された『わたぼうし翔んだ』には、約2ヵ月にも及んだ入院・療養生活中の出来事、仕事への迷い、葛藤や心の動き、10代女性としての思想や感情までもが、ご自身の手による瑞々しい筆致で綴られています。
タイトルにもある「わたぼうし」の由来は、転落事故により病院のベッドで寝たきりになった時に思い出した、中学時代に観た「わたぼうしコンサート」。
もちろん、本書の中にも、このコンサートの様子が細やかに書きとめられています。
転落事故後の心境、療養期間に振り返ったデビューからの出来事、ファンの方への思い、復帰作でもある第7弾シングル「ラブレター」の思い出、コルセットをつけたまま敢行した復帰コンサート… などが綴られた本書は、河合奈保子さんの「歌」への熱い思い、「歌」に対する意識の高まりなどとともに、その後も多数生まれていった「名曲」へとつながっていく重要なポイントにもなっているといえるでしょう。
今回の新装版復刊にあたって、当時の通称・俗称や文体なども可能な限りそのまま掲載し、執筆当時のリアルな本人の言葉や心情がそのまま伝わるようつとめました。また、旧版発行時の装丁にも用いられた、河合奈保子さんの実妹さんが描いたカバーイラスト、本文カットなどもきれいに修復して新たな装丁に用います。
旧版の雰囲気を残しつつも手に取りやすく、読みやすい仕様でお届けします。
当時のファンからの未だ衰えることのない人気はもちろんのこと、YouTube世代の昭和歌謡ファンの間でも再び注目度が上がっている河合奈保子さん。
“アイドル”から“アーティスト”へと、類い稀な変容を遂げたその人となりを知るには、最適な一冊です。
38年の時を経てよみがえる本書を、ぜひこの機会にお手に取ってお楽しみください。
『新装版 わたぼうし翔んだ -奈保子の闘病スケッチ-(河合奈保子)』 販売ページ
さて・・・先日ご紹介させていただいた
西城秀樹さんのファンの方からの暖かい
渋谷愛ビジョンでのメッセージ
「渋谷愛ビジョン メッセージ ありがとうございます(^^♪」JR120XEのブログ | Fifty Bellが聞こえる・・・ - みんカラ (carview.co.jp)
当日、『新装版 わたぼうし翔んだ -奈保子の闘病スケッチ-』 の復刊
発起人氏が、動画撮影してくれました(^^♪
以下のTwitterからご覧いただけますので宜しければご覧ください。<(_ _)>
祝!河合奈保子さん「わたぼうし翔んだ 奈保子の闘病スケッチ」新装版として38年ぶりに発売中!🥳😆さんはTwitterを使っています 「#河合奈保子 さん #西城秀樹 さん #渋谷愛ビジョン https://t.co/wHsNjvBPJD 今日の正午より実際に確認し 録画しました😁 https://t.co/5PLyutbU4j」 / Twitter
という事で・・・今宵の奈保子さん動画は
アルバム「スターダスト・ガーデン-千・年・庭・園-」より
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「オリエンタル・アイズ 」
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「海流の島」
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「永遠のシネマハウス」を・・・
Posted at 2021/08/15 22:29:18 | |
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河合奈保子さん | 音楽/映画/テレビ