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1875年7月31日

柳田国男が兵庫県神東郡田原村（現神崎郡福崎町）に生まれました。
皆さんもご存知の「遠野物語」の著者です。

遠野物語は、多くは、民間の伝承的な話が殆どですが、
書版からすでに９０年以上もの年月を経た
現在もなお、多くの方に読まれている本です

物語の世界に触れることができる不思議な魅力がある遠野という土地との融合が
そうさせるのかもしれません。

その変哲のない環境に癒されます・・・。

７月３０日　

立原道造という詩人の生まれた日・・・

昭和の初期に活躍した夭折の詩人で、建築家としても
非凡な才能の持ち主

久しぶりに詩集を出してきました。

読み返してみようかと思います・・・・・・・




のちのおもひに　　　　立 原　道 造



夢はいつもかへつて行つた　山の麓のさびしい村に
水引草に風が立ち

草ひばりのうたひやまない

しづまりかへつた午さがりの林道を



うららかに青い空には陽がてり　火山は眠つてゐた

──そして私は

見て来たものを　島々を　波を　岬を　日光月光を

だれもきいてゐないと知りながら　語りつづけた……



夢は　そのさきには　もうゆかない

なにもかも　忘れ果てようとおもひ

忘れつくしたことさへ　忘れてしまつたときには



夢は　真冬の追憶のうちに凍るであらう

そして　それは戸をあけて　寂寥のなかに

星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう

ちょっと前のニュースで、ミツバチが不足していると言ってましたが、
今年はいつも庭に遊びに来るクロアゲハやオニヤンマもあまり見かけません
何故だろう？？

単なる自然の誤差なのでしょうか？　
それとも、ますます進む環境の人工化による気候変動が
身近な生物の個体を減らしているということなのでしょうか？　


カワトンボを先日　見かけました。

川辺の蜻蛉だからカワトンボ？
実にストレートなネーミングです。

銀色のボディに金色のエンブレムをきらめかせ、
あめ色の羽をゆったりとはためかせて舞う姿は
なかなかに優雅です。

人間も自然の中の一つの生物・・・
実は、環境の人工化になじめないのでは・・・・

対岸の火事　他人事では済まされない・・・・・

仙台車両センターに国鉄カラーの５８３系車両が入っています。

現在、東京方面へは、新幹線が多くの乗客を運んでいますが、
私が子供のころは４８５系・５８３系の特急車両が全盛でした。

東北本線は新幹線が出来るまでは１時間に2～３本の特急が
運行され今では考えられないくらいの特急王国でした。

「はつかり」「ひばり」「やまびこ」「みちのく」「はくつる」のヘッドマークを見るだけで
わくわくした子供時代でした。

その為か国鉄カラーには哀愁を感じます。

夏の日差しを感じながら、木陰を求める

街中の公園の緑カーテンは、
見てるだけでちょっと涼しい気持ちになります。