
ちょっと前の話だが
「HMV渋谷店」が閉店になったというニュースが
報道されていた・・・・
サブカルチャーの最先端、影響力あった「渋谷系」と呼ばれた
若者向けポピュラー音楽の発信地でもあった
「HMV渋谷店」
現在は、インターネットでの音楽配信など簡単に音楽の情報を
入手できる便利な世の中に変化音楽ソフトの市場縮小を感じる
出来事である
正直な所、自分はHMVにはあまり馴染みがない
仙台の場合、先行して進出してきたのは黄色の看板の
「タワーレコード」だったせいもあるだろう
自分が子供の頃は、音楽ソフトを入手するのは
かなり高価な代物だった、まだLPレコードが主流
だったので、1枚2500円位はしていた
当時の小遣いでは到底買える代物ではなかったので
ある。その為、最新の音楽を聴くためには
もっぱら今では死語となっているエアチェックを行い
カセットテープで自分のベスト版を作ることに熱中した
また貸しレコード店にも頻繁に通ったものである
ちょっとするとテレビでも洋楽系の番組が頻繁に流れるようになった
この頃仙台に開店したのが輸入版を扱う「タワーレコード」
場所は「シャル長崎屋」 街に”音楽の拠点”が出来たのである
年代が前後するが、1982年の今日はCDプレーヤーが登場した日。
ソフト発売は同年の10月1日当時は新世代のメディアとして大騒ぎに・・・
SONYのCDプレイヤー「CDP-101」当時の価格は168,000円
当然ながら我が家にCDプレーヤーがやってきたのはだいぶ立ってからである
CD一枚3500円~だったのでこちらも中々買うことが出来なかった
その為、しばらく自分の音楽ソースはレコードであった
「タワーレコード」は国内の正規版よりかなり安くレコードを入手することが
出来た、初めて買ったのは「Thompson Twins」と「David Bowie」
国内版1枚とほぼ同じ金額で2枚のアルバムを購入できた
店内で見かけるアルバム・リリースの広告なんかからも
音楽が街の空間を作るのに貢献しているように感じた
そのせいか、今よりも真剣に音楽を聞いていたように思う
当時は、”海の向こうの文化への扉”がレコード店だったのかもしれない
ということで、、1982年に世界で初めてコンパクト・ディスクとして発売された
Billy Joel "52nd Street" よりMy Life です。
Posted at 2010/08/31 23:39:48 | |
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