
民主党政権の退陣に向けた流れを加速させる
発言がニュースなどで流れる26日
此処のところ何年か政治のごたごたが続いています。
少し前まで、日本は「経済は一流政治は三流」などと
言われ、戦後多くの労働者はエコノミックアニマルと
国際社会から揶揄されながら日本の経済大国への
一役をになってきましたが、GDPが第三位に交代
ついに中国に足をすくわれました。
1936年(昭和11年)2月26日「二・二六事件」が起こった日
日本陸軍の一部の青年将校が昭和維新を掲げて起こした
クーデター、未だに謎の多いこの事件ですが
この時も政治は混迷し経済も低迷していました。
現在、「二・二六事件」をどのような視点で見ていけば良いのか
自由があり豊かさを全ての国民が享受できている中でこの暴力的手段を行使した
国家革新の叫びは肯定し難いものがあるし多くの国民は賛成しないでしょう
1970年(昭和45年)11月に作家の三島由紀夫が
東京市谷自衛隊駐屯地で切腹しましたが、
こんな言葉を残しています。
「日本はなくなってその代わりに無機的な或る経済大国が極東の一角に残るのであろう」
その、経済大国としての国としての形も無くなりつつあります。
日本は長いこと安全で平和な国と言われてきましたが、
これからは安穏としてはいられない時代です。
今日、社会における不条理を感じている若者は増加している
と聞いていますが、その一方で政治に無関心な若者も多い現実もあります。
自分が何もしないのに、誰かが自分の利益のために行動してくれたり、
助けてくれたりすることはありません。
選挙への参加は「権利」なのです。
それなのに、若者にとっては行きたくないのに行かされる
「義務」と考えられているようで、自らの権利を放棄しています。
自分の利益を守るためにも自分の意見をきちんと伝えていかないと、
何も変わっていかないと思うのですが・・・・・
投票に行くことで、自分の生活が変わっていく
可能性があるかもしれません・・・・もしかしたら、解散総選挙も近いかも・・・・
まずは学校で、選挙の前だけでもいいから、日本で選挙権がどのように
国民に与えられることになったかを教えることから
始めては・・・・・・と考える2月26日でした。
Posted at 2011/02/27 00:58:55 | |
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