
2013年11/23(土)~12/1(日)
の期間に東京ビッグサイトで
開催されているのが
『東京モーターショー2013』
二年ごとに行なわれる、
自動車業界のお祭
今回は、世界12カ国178社と
426台の展示車両が集結し
連日華やかなニュースが伝えられていますね。
新技術を導入したクルマが紹介される中
異彩を放つのが・・・・
いすゞブースに展示されている
「ウーズレーCP型トラック」
いすゞ自動車の前身である東京石川島造船所が、
当時好況だった造船業で得た収益で自動車生産に乗り出すことを計画。
1918(大正7)年、英国のウーズレー自動車会社と製造権および販売権に関して
提携を結び、クルマづくりをスタートさせました。
1922(大正11)年ウーズレーA9型乗用車の国産化に初めて成功。
1924(大正13)年に完成したのがウーズレーCP型1.5トン積みトラックです
国産化されたウーズレーCP型トラックは軍用保護自動車の資格を得るという
成果をあげ、戦前日本の国産車が工業化するうえで、先駆的役割を果たした
歴史に記された一台であります。
国立科学博物館より返還された生産第一号車を
いすゞ自動車が1991年に完全 修復。
現在は走行可能な状態に保たれ、いすゞ自動車本社エント ランスホールに
展示され、経済産業省が認定する「近代化産業遺産」にも登録されております。
■ウーズレーCP型トラック
○製作(製造)年 : 1924年
○製作者(社) : 東京石川島造船所
○車名 : ウーズレートラック
○モデル名 : ウーズレーCP型
○設計者 : 英国ウーズレー社
○車種・用途 : トラック
○スタイル : ボンネット型トラック /ドア数 : 2 /乗員 : 2
○構造 : 木製キャブ /バンパー : なし /ステップ : あり
○全長 : 5410mm /全幅 : 1830mm /全高 : 2250mm /タイヤサイズ : 36×6
フレーム : コ型断面鋼板梯子型
○前軸 : I型逆エリオット式、1/2リーフ /後軸 : 3/4浮動式、1/2リーフ
軸距 : 3660mm /前トレッド×後トレッド : 1560×1560mm /車高調整 : なし
○ステアリング : ウオームセクター
●原動機名 : CP型ガソリンエンジン /冷却/気筒配列 : 水冷/直4 /弁機構 : SV
気化器 : ストロンバーグ /内径×行程 : 90×121mm
●排気量 : 3100cc /点火系 : マグネトー式 /最高出力/回転数 : 26HP
可変システム : 手動式点火タイミング /燃料タンク容量 : 75L
●駆動系:変速機 : MT4 /駆動方式 : FR4×2
●その他事項 : シャシー重量:1672.8Kg/積載重量:1500kg/前照灯:12V/ワイパー:なし
ウォッシャー:なし/足ブレーキ:センターシャフトブレーキ/手ブレーキ:機械式後2輪制動
最終減速:7.81/最高速度:44.8km/h
『東京モーターショー2013』へお出での際には
是非!足をお運び下さい。
Posted at 2013/11/28 01:06:05 | |
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