
さて・・・
本日は・・・
普段、見かける事の
少なくなってきた
一台から・・・
LOTUS Elan 2代目 ですね~
LOTUS Elanと言えば・・・
流麗なスタイリングと高度な4輪独立サスペンション
Y型バックボーンフレーム+フロアまでFRP一体構造のオープンボディを持ち
卓越した操縦性で知られる 初代を思い浮かべる方は多いはず
1962年〜1975年で生産された 初代 Elan は、
「ファミリーカーとして使える LOTUS」という触れ込みで
2+2の
Elan+2も1967年に登場させています。
さて・・・こちらの2代目となる
LOTUS Elanの登場は、1989年
ボディデザインは、Espritのマイナーチェンジを手掛けた
Peter Stevens (ピーター・スティーヴンス)が担当し
ダッシュボードのスイッチ類の多くはOPELやVauxhallの物が流用され
エンジンは、小型で定評のある、
いすゞ・ジェミニ(JT190/191)のDOHCエンジン4XE1を
ライトチューンしたSPEC.のものが採用される等
1986年以来GMの傘下に入ったLOTUSが、
グループ及び提携各社のコンポーネンツを利用して生産されました。
こうして、誕生した
LOTUS Elan 2代目は
ボディ耐久性をGMの量産車の社内基準を満たす強度にする為の
開発費が異常に高騰、販売価格が主力市場米国でで4万ドル、
日本国内でもSEが価格660万円と高額となり
商業的成功作にはならないまま、1992年までに3885台が生産されたところで、
3600万ポンドの累積損失とともに生産が終了
販売面では、不調だった
LOTUS Elan 2代目ですが
採用された駆動方式(FWD)は、特筆すべき物があり
横加速度よりもヨーイングの発生を強く意識した独特の操縦性は
今日でもFWDスポーツのハンドリングに於ける規範の一つとなっているほど
洗練されたものとされています。
Posted at 2015/11/26 00:12:11 | |
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